今回、画像も含め苦手な人はすみません。

３泊４日の登山を終え、一番渇望を感じたのは納豆だった。
生野菜ぐらいは添えてくれる山小屋の食事でも、
さすがに納豆は出ない。
最終日は山あいの鉱泉宿に泊まったのだが、
朝食に納豆の姿はなかった。
帰宅してすぐスーパーに行き、サシミサシミと唱えながら
カツオを買ったりしたのだが、納豆は忘れた。

翌日、筋肉痛まったく治る気配なし。
脚が悪いお年寄りレベルの歩行速度で仕事場へ。
途中ようやく納豆を買うことができた。
シーズンもそろそろ終わりなので、トマトも買った。

味つけは生醤油と辛子だけ。
このトマト納豆は、小学生の時に
納豆のパッケージに書かれてあったレシピを
試してみたらおいしくて、その後の人生に定着したものだ。
レシピにはキュウリも入っていたが、
トマトだけでよし、とその時に決めた。
昔はたぶん辛子抜きで化学調味料を入れていたと思う。
ご飯にかけても酒のつまみとしても、
年に何回か食べないと忘れ物をしたような気持ちになる、
糸ひく赤茶色い流星群だ。