母親が作る煮魚で印象深いのがサメだ。
カレイやタラほどポピュラーではなかったが、
さすがにサメという言葉に子供心が反応したのか、
よく覚えている。
小骨がなく、魚くささも少ないので好んでいた。

宮城県産モウカサメ、3切れ330円。
昔も安かったんだろうが、今も安いな。

【材料】
・サメ
・昆布
・醤油、酒、みりん、砂糖

おいしく煮えたので、翌朝どんぶりにしてみた。
去年の10月に賞味期限がきれていた粉山椒をふって食べる。
くせがなくて煮つめた煮汁も美味。いい煮魚丼になった。

サメといえば世の中には「鮫島」という名字があり、
かっこいい印象がある。
『新宿鮫』的なハードボイルドな役が鮫島には似合うが、
私のキャラの鮫島といえば、
ゲーム4コマで主役を張ったこの少女だ。

久しぶりに鮫島の顔を見たら、
「鮫島‥‥おれすっかりゲームやらなくなっちゃったよ」
という、なんだかしんみりとした気持ちになった。
鮫島は今もゲームをしているのかい?
なんとなく歴史ゲームにはまって
「歴女」とかいうものになっていそうな鮫島だ。

2009-07-02-THU
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