-和田さんによる解説-
古今亭志ん生(ここんていしんしょう)
古今亭志ん生[1890~1973]は昭和を代表する落語家。
ことに『火焔太鼓』『替り目』『黄金餅』などの滑稽噺、
『二階ぞめき』『お直し』などの廓噺(くるわばなし)に
すぐれたものがある。
灸を据えた男が熱さのあまりに
天井を突き破るといった漫画的描写が特色。
大正時代、戦前はながらく不遇、戦後になってブレイクしたが、
それはつまり、志ん生のセンスと時代が
そこでようやく合致したとも言えるのでは?
古今亭志ん生[1890~1973]は
昭和を代表する落語家。
ことに『火焔太鼓』『替り目』『黄金餅』などの
滑稽噺、『二階ぞめき』『お直し』などの
廓噺(くるわばなし)にすぐれたものがある。
灸を据えた男が熱さのあまりに
天井を突き破るといった漫画的描写が特色。
大正時代、戦前はながらく不遇、
戦後になってブレイクしたが、
それはつまり、志ん生のセンスと時代が
そこでようやく合致したとも言えるのでは?