-和田さんによる解説-
宮戸川(みやとがわ)
帰宅が遅くなった半七は
マジメな親から締め出しを食ってしまう。
路上で顔を合わせたのが、すぐ向かいに住むお花。
彼女も門限を破って締め出されたのだという。
半七が近くに住む叔父さんの家で
寝かせてもらうつもりだと言うと、
お花は一緒に連れて行ってくれという。
半七は困惑するが、お花は積極的。
なんでも早合点する叔父さんは
二人が良い仲だと思い込み‥‥。
宮戸川というのは隅田川の別名。
後半は人情噺になるが、
現在は、お花半七の「なれ初め」の
くだりで終わるのが標準型。
叔父さんの家の二階で
一緒のふとんにくるまった二人がなるようになる。
さぁ、いよいよ濡れ場、というところで志ん朝は
「ここから先は本が破れてわからない」といつもサゲていた。
帰宅が遅くなった半七は
マジメな親から締め出しを食ってしまう。
路上で顔を合わせたのが、すぐ向かいに住むお花。
彼女も門限を破って締め出されたのだという。
半七が近くに住む叔父さんの家で
寝かせてもらうつもりだと言うと、
お花は一緒に連れて行ってくれという。
半七は困惑するが、お花は積極的。
なんでも早合点する叔父さんは
二人が良い仲だと思い込み‥‥。
宮戸川というのは隅田川の別名。
後半は人情噺になるが、
現在は、お花半七の「なれ初め」の
くだりで終わるのが標準型。
叔父さんの家の二階で
一緒のふとんにくるまった二人がなるようになる。
さぁ、いよいよ濡れ場、というところで志ん朝は
「ここから先は本が破れてわからない」と
いつもサゲていた。