念願の、さんま寄席です。打ち合わせ@事務所 サンドウイッチマン伊達みきおさん、富澤たけしさん
「気仙沼さんま寄席」に初参加してくださる
サンドウィッチマンのおふたり、
伊達みきおさんと富澤たけしさんにお話をうかがいました。
コントや漫才の稽古にも使われているという場所、
おふたりが所属する「グレープカンパニー」
事務所にお邪魔してのインタビューです。
伊達
わざわざお越しいただいたのにすみません、
なんだか、こんな場所で。
富澤
ほんとにね、倉庫みたいでしょ。
───
いえいえ、とんでもない。
お忙しい中ありがとうございます。

先日の気仙沼市民会館での
さだまさしさんのコンサート、観ました。
びっくりしました。
まさかおふたりが出演すると思ってなかったので。
サプライズだし、すごくおもしろいし。
伊達
ありがとうございます(笑)。
富澤
同じ会場ですよね?
「気仙沼さんま寄席」も。
───
そうです、気仙沼市民会館です。
伊達
気仙沼市民会館って、避難所になってたんですよね。
ぼくら、震災直後に行ってるんですよ。
───
そうだったんですか。
それはなにか、慰問のようなかたちで?
伊達
いや、あのときは、
慰問ということさえもできなかったんです。
まだみなさん、
ご家族を探しているような状況でしたから。
───
ああ‥‥。
伊達
だれも笑いを求めていません。
ですからぼくらは、
番組のロケでお邪魔するという、
それだけで行っていました。
富澤
みなさんが集まっている場所には
元気な人もいますけど、
行方不明の方を探しているご家族もいますから、
その状況でお笑いっていうのは、やっぱり‥‥
───
はい。
伊達
仙台ではわりと早い時期から
ぼくら単独ライブをやってたんですよ。
でも、沿岸の地域ではなかなか‥‥。
富澤
なかなかね。しばらくは。
伊達
なんて言うか‥‥
「笑いが求められていない」っていうことが、
そこに行けば空気でわかるんです。
───
そうでしたか‥‥。

ですが4年経った今‥‥
この前の、さださんのコンサートでは、
おふたりのネタが
すごく求められていると思いました。
伊達
(笑)あのときはもう、
やる!って決めて行きましたから。
───
みんな大笑いで、盛り上がって。
富澤
ありがたかったですね。
───
ですから今回のさんま寄席も、
「たのしんでください」を
素直に言えるイベントにしたいな、と。
伊達
はい。いいですね。
───
イベントぜんたいのテーマを、
「ようこそ、ありがとう。」
というものにしました。
富澤
ようこそありがとう。
───
志の輔師匠と糸井の
打ち合わせで決まったテーマです。

お客さんは「また行けてありがとう」、
地元の人は「来てくれてありがとう」、
志の輔さんに会えて「ありがとう」、
サンドウィッチマンさんに会えて「ありがとう」。
だからテーマは、
「ようこそ、ありがとう」。
伊達
おー、いいですねぇ。
───
「気仙沼さんま寄席」は
今回で3回目なのですが、
ついにサンドウィッチマンさんに
ご出演いただけることになりました。
伊達
いやいや、ぼくらにしてみれば
念願の、さんま寄席です。
───
ああ‥‥。
そう言っていただけて、ほんとうにうれしいです。
伊達
こちらこそ、
仲間に加えていただいて光栄です。
志の輔師匠と同じステージだなんて‥‥なぁ。
富澤
うん。
───
新緑の季節に、
気仙沼でお会いできることを
たのしみにしています。
伊達
その季節だと、あのほら、ツリーハウスは?
───
行けます! 遊べます!
つつじが満開のころなんです。
伊達
わあー、行きたいなぁー。
富澤
ねぇ、せっかくだからね。
───
お時間があれば、ぜひお越しください!

では最後に、
来てくださるお客様にむけて
動画でメッセージをいただけますでしょうか。
伊達
もちろん、いいですよ。
───
じゃあ、
こちらのカメラに向かって、お願いしまーす!
このコンテンツのトップへ
mail
home