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苦しいのも生きている味わいのひとつだから、 苦しみのグルメになれるといいなあ。 苦味や渋みや刺すような辛さに、 かすかな甘みもまじっているその複雑な味を知ると、 喜びの味も深まるからね。 この質問には、 古今東西のさまざまな宗教が答を用意してますが、 それはあんまりあてにしないほうがいい。 お金取られたりするからね。 谷川俊太郎さんの答え 自業自得で苦しいとき、誰に当たることもできず、 言い訳もできず、というとき、 どうやってその苦しさに立ち向かっていきますか? しかたがなかったんだとか、相手のせいにしたりとか、 逃げ道はあるのですが、 どうもそれは妥当だとは思えません。  (ドロナワ ?歳) 質問 ゴールデンウィーク特別企画 谷川俊太郎質問箱 なんもん、ぐもん、うけつけます。 ザ・回答編  2006年、ゴールデンウィークです。 「ほぼ日」は、詩人の谷川俊太郎さんと すごすことに決めました。 読者のみなさんから届いた質問に、 ゴールデンウィークの期間中、 谷川さんが毎日ひとつずつ、答えていきます。