悲しくて歌は生まれ、嬉しくて歌は生まれ、 気持ちよくて歌は生まれ、 何かを伝えたくて歌は生まれるのです。 だから聴いていると、また歌っていると 同じ気持ちになるんじゃないでしょうか。 聴覚器官をもっている生物は、 すべて音に反応し、音を発します。 それがさえずりや吠え声や歌になって、 個体同士のコミュニケーションに 役立っているのだと思います。 人間も同じで、その基本は どんなに歌をつくる技術や 聞かせる方法が多様化しても、 変らないと思う。 なぜ歌は 聴いていると悲しくなったりうれしくなったり、 歌っていると気持ちよかったり 何かを伝えたくなったりするのですか? (チョンBO 十六歳)