猫の皮はぎ屋「ナウマン」
　
※原画の画像データが手に入らなかったため
　ポストカードをスキャニングしたデータを
　使っております。
　原画と若干色が異なることをご了承ください。
ゾーヴァ この作品が売れたときのことを
よく覚えているので
聞いてもらえますか。

この絵を買ったのは
フランクフルトの画商で
ドイツとアメリカを結ぶ貨物便の会社も
経営している人だったんですね。
その人にはじめて会って、
この絵を渡したのが
地下の薄暗い
駐車場のようなところだったんです。
そこにすごくたくさん
イタリア人のような人がいて
封筒の中に札束が入っていて、
まるで
マフィアの取引みたいだったんですよ。
糸井 この絵がですか（笑）！
●最後に展覧会で実際にゾーヴァさんの絵を
　ご覧になった方から届いたメールをご紹介します。


私は「ちいさなちいさな王様」で
初めてゾーヴァさんを知り、
絵のあたたかさがとても好きになりました。
会場でもたくさんのあたたかい絵が迎えてくれました。
風刺画も描かれていたなんて知らなかったのですが、
あのタッチだからこそ描けるのだな、と思いました。
覚え間違えた歌を絵にした作品が
いくつかありましたが、
ほぼ日の「言いまつがい」に
通じるものがありますよね。
ほぼ日紙上でも描いてくれたらいいのに、
と思いました。
実は21日は私の誕生日でした。
とても良い記念日になったなあ、としみじみ思います。
本当にありがとうございました。
（碧海月）