迷われている方にお答えします。
ほぼにちわ。
通天閣あかりです。
そこまでいい音、いい音、言うなら買おうかなあ、
と思ってくださっているかたが多いのか、
読者のかたから、スピーカー以外のアンプやプレーヤーに
関するご質問なども最近ではいただいております!
その質問をもとに、今日はQ&Aコーナーを
開きたいと思います!
オーディオ音痴の通天閣の質問に、
今回、病み上がりのところを、
根気よくお答えくださったのは
カタログハウスの商品担当、渡部恭司さんです!
電気関係は俺に聞いてくれ
それでは、早速、
基本中の基本から聞いてきましたので
お買い物のヒントにしてくださいませね。
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Q.アンプって何をするものですか?
A.簡単に言えば、
プレーヤーから出てくる細い音の信号を
スピーカーを鳴らすだけの力を持った信号に
増幅する役割をします。
プレーヤーを直にスピーカーに
つないでも音は出ないのです。
例えば、レコードに針を落とすだけでも
かすかに音って聴こえてますよね。
その場合は針がレコード板の溝をなぞることによって
音の信号をひろっているんですけど、
その拾ったかすかに聞こえる音を
アンプがスピーカーで鳴らせるくらいに
増幅してくれるんです。
Q.付属のアンプじゃないと、いい音は聴けないのですか?
A.もちろんいい音は聴けます。音を最終的に決定するのは、
音の出口であるスピーカーですからね。
ただし、アンプって色んな味付けができるんですね。
わずかな材料を水増しすることもできるし
そこに塩や胡椒や砂糖を加えて
全く別の味付けをすることもできるんです。
これはフィルターを通して増・減させたり
変形させるということですね。
最近流行りの、迫力とかメリハリばかりを
追求したアンプは、
低音と高音をやたら強調する味付けになっています。
もともととらえた音声信号に違うスパイスを加えて
違う音にしてしまえるのです。
だから制作者の意図とは違うものを
アンプが作ってしまうわけですね。
この「加藤さんの紙筒スピーカー」は
音の制作者の意図をできる限り、そのまま伝える、
ということがコンセプトで作られたものなので
付属アンプもそのコンセプトに添って
プレーヤーから受け取った信号を、
損失なく自然に増幅させるように設計されています。
付属のアンプの場合、
素材をなるべく素材のまま増幅させるだけで
違う調味料=余計なフィルターが入っていないんです。
音の制作者がバスドラをぽんと持ち上げた音で、
後はフラットなものを作ろうとしていたとすると、
そのままの音の波を辿ったまま、
増幅だけするようになってるんです。
スピーカーを取りかえるだけでもいい音
(今までとは全然違う音)は楽しめます。
でも、このスピーカーに合わせて設計されたこの
アンプを使えばより一層自然な音で楽しめるでしょう。
Q.このスピーカーが他のスピーカーと
一番違うところってどこなんですか?
A.このスピーカーは、アンプから出力された音を
何も足さずに何も引かずに、そのままを再生することを
目的に設計されています。
従来のスピーカーは、
スピーカー内部で、低音をアンプからの信号以上に
強調したり、シャキっと聞かせるために
高音を持ち上げたりする構造がほとんどでした。
それが正しい方向に向かっていれば
いい結果が出ると思われますが、
現実には素材の持ち味を壊してしまう
間違った味付けが多く、不自然で
時には不快な音になることもありました。
このスピーカーは、そんな無駄な加工を排除して
演奏者が聞いて欲しい音を自然に再生するように
なっているのです。
つまり、ほかのスピーカーは、
本来レコーディングされた時とは
別の音を再生している可能性が高いのです。
Q.このスピーカーに合う
お薦めのプレーヤーはありますか?
A.この商品のテーマのひとつが
手軽に誰でもいい音を手に入れよう、
っていうことなんです。
新たなプレーヤーを買ってきて、繋ぐんじゃなくて
手近にあるようなポータブルCDなどに
繋いでもらうだけでも、
今まで聴いてた音とは違った音を楽しんでもらえます。
なので、本当はあまりプレーヤーには
こだわりたくないという気持ちがあります。
開発の途中で、音のテストをするときに
常に、加藤さんはポータブルCDに繋いでも
いい音かどうかを判断基準にされて
図面を完成させていかれていたということがあるので、
ポータブルCDプレーヤーでも充分楽しんでいただける
造りになっています。
プレーヤーは、デジタル(CD)になって
昔のアナログプレーヤーほどの差はなくなりましたしね。
ただし、デジタル信号からアナログ信号に
高度な変換をする据え置き型の上位機種を使えば
今まで聞こえなかった音まで聞こえてくる
可能性もあります。
そういうレベルのプレーヤーを店で買う時には、
「音のいいプレーヤーはどれですか?」
とお店の人に相談すると
アドバイスをもらえるでしょう。
Q.どんな音楽に一番合うのでしょうか?
A.なんでも大丈夫だと思いますよ。
ロックでもジャズでもクラシックでもポップスでも。
声もクリアに聞こえるので
ラジオのニュース番組を聞いてもいいでしょう。
Q.隣近所への騒音が気になるんですけども?
A.そういう環境に住まれているかたには、
逆におすすめですよ。
このスピーカーは、
ボリュームを絞っても音の存在感があるような
設計になっています。
高音低音を追求したものっていうのは
ある程度ボリュームをあげないと
本当の迫力が出ないので、
本来出したい音が伝わりにくいですけど、
これはバランスよく出すのを主眼に置いてますから
不足した感じなく、すんなり聴けます。
Q.紙筒スピーカーとMDデッキと
CDデッキを併せて
コンポを作ろうかと思っているのですが、
そうした場合、中心になるアンプには
複数の入力端子が必要なんです。
コンポは組めないのでしょうか。
A.あのアンプは、性能的にはフラットで、
音色的な色付けはしておりません。
加藤さんがやりたかったことは、
CDケースなみの大きさのアンプで、
紙筒スピーカーをきちんと鳴らすこと、
そして主婦の方々にも簡単に接続、
使用できることでした。
ですから、ミニマムな「音を楽しむ装置」です。
発展性はありません。
発展性を狙うと、途端に複雑になるからです。
ですので、もし、コンポをお組みになりたい方は
市販の各種入力端子のついたアンプを
お買い求めになってはいかがでしょうか。
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てな感じで、このQ&Aは次回に続きます。
いや〜、聞けば聞くほど、
ありのままの音を伝えることを追求した商品なんだ
ということが、よくわかりますね。
このスピーカーなら、
歌詞やメロディ以外にこぼれている、
制作者の気持ちに、ふと気づくことが
できるかもしれないなあと思いました。
たまには、気のきいたことでも言いながら。
ほな。
*このページで使用された写真は、
Canon 「Power Shot G2」で撮影しています。
アンプつき
一括価格37000円(分割価格39200円)送料600円別
スピーカーのみ
一括価格27000円(分割価格28800円)送料600円別
「加藤晴之さんの紙筒スピーカー」に関する
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0120-701-567(カタログハウス商品ご説明課)
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