さらに経験を盗め!
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私のいた文藝春秋にSさんという編集者がいて、
彼は日記をつける手帳を3つ持っていました。
私的な手帳と公的な手帳、
それとはまた別に
「うっぷん手帳」というのがあるんです。
「あの野郎、許さん。バカ」なんて書いてある。
(半藤一利・作家)「誰が為に日記はある」 より
illustration:中川いさみ
2005-07-18-MON
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