5DW メンズショップ イシカワ
写真 写真
掛ける前から個性的な
「MEGANEROCK」の
サングラス。
「5DWメンズショップイシカワ」では、
「MEGANEROCK」2回目の販売にあたり、
ナス型の「KOREMO Type Ⅰ」が新登場!



しかも、フレームもレンズも
これまでのシリーズにはなかった新色です。
前回大好評だったラウンド型の「KOREMO Type Ⅱ」は
完売となっていたキャメルカラーをご用意できました。



ついこの間、
東京・千駄ヶ谷の「プレイマウンテン」で行われた
「MEGANEROCK」のポップアップイベントに
我らが店長・石川顕さんとお伺いして
代表の雨田大輔さんとたくさん話してきましたよ。



眼鏡は「似合う、似合わないではなく、
好きなものを選んで身に着ければ、
自然と馴染んでくるもの」
というのが、雨田さんと石川店長の共通認識。



さてさて、弾みに弾んだおふたりの話は
どのような展開を見せるのか?
全3回でお届けいたします。
03
眼鏡は似合ってくるものです。
写真
石川
眼鏡の素材は何を使ってるの?
雨田
アセテートがメインで、
たまにセルロイドを使っています。
アセテートという素材の特性上、
経年による歪みが出てしまうので
基本は調整のできる眼鏡屋さんで
取り扱ってもらっています。
「VECTOR」というシリーズです。
「メンズショップイシカワ」で販売される
折りたたみの「KOREMO」のシリーズは、
経年での歪みはほぼないので、
眼鏡屋さん以外でも扱ってもらっています。
石川
型によってセルロイドとアセテートって
使い分けてるの?
雨田
使い分けてはいないですね。
僕がメガネロックを始めたときは、
セルロイドだけでものづくりをしていたんです。
生地の状態での品質が安定していない時期もあって、
アセテートに変えました。
アセテートは国産ですので、供給が安定しているんですよね。
同じ型をアセテートでもセルロイドでも作っています。
石川
世の中的にはどっちが主流なの?
雨田
今は圧倒的にアセテートが多いですね。
石川
今回の「KOREMO」はさ、
レンズの色が変わったよね?
雨田
フレームに合わせてレンズの色をちょっと変えています。
写真
写真
石川
だよね、変えたよね。
雨田
なんなら、フレームの色も変えたりしています。
このDemiってカラーは1番では初めて。
ベッコウ柄のようなやつです。
1番ってのはナス型のほうです。
2番がラウンド型。
石川
その色、しかも、いいよね。
写真
雨田
前はもっと模様が細かい感じでしたが、
もう少しブロックが大きいものに。
アセテートの質感に近い色付けにしてもらいました。
生地自体にもともとブロックが
散りばめられているんですけど、
これは職人さんが一枚一枚色づけしているんですよ。
ベースの色があって、職人さんが筆でペペッと。
石川
まじでー。
そう言われるとグッと欲しくなるね。
そのわりには「KOREMO」は工業製品っぽいよね。
素材は何なの?
雨田
ナイロンです。
石川
ナイロンなんだ!
普通にナイロンかあ。
シャカシャカしたパンツ買う感じですね。
雨田
通常の「VECTOR」のタイプのほうは、
プレートからの削り出しなんですよ。
「KOREMO」は金型をつくっていて、
素材を溶かして流し込んで成形されるんです。
写真
石川
なるほどね。
そしたら、いつか金型からつくってみたいですね。
雨田
えー、そしたら、
3番考えてください!
四角でやりたいんですよ。
ナス、ラウンドってあるので。
四角があれば完璧かなと。
石川
おー、まじかあ。
そしたらさ、うーん、どうだろう、
昔のバイク乗りみたいなナローな四角いやつとかさ。
もちろん僕はバイク乗れないですけどね。
雨田
僕には考えつかないのを
考えてくれそうですね。
石川
ここでやる宣言ですね。
まあ、どっちにしろ「KOREMO」って
誰でもほんと似合うんだよ。
しかも、旅行用としてはうってつけ。
軽いし、折りたためるし。
雨田
修理もできますからね。
パーツをお客様にお送りして、
壊れた箇所をお客様自身が交換できる。
もし、同じ色がない場合でも、
気にせずに替えてもらって
育てていく感じで使ってもらえたら
かわいいですしね。
石川
なるほど〜。
雨田くんの眼鏡って、掛ける前から個性的だよね。
これが世間で売れてるってちょっと嬉しい。
結局さ、ほんとはデザイナー自身が
一番似合うはずじゃない。
この雨田くんの眼鏡は、雨田くんが似合うよね。
きっちりした顔の個性に合う。
だから、普通は僕らは似合わないはずなんだけど、
挑戦的で、変で、買う人は冒険できる。
いい意味でちょっとだけ変かもって思える。
だって、床屋さん行って、いつもどおりになっても嫌じゃん。
ちょっとこうしてみました、ってのが嬉しいじゃん。
それと一緒。
思いどおりだとつまらないでしょ。
ちょっと変がカッコいいんですよ。
雨田
そうですよね。
なんなら、似合う似合わないではなくて、
自分が好きな型を選んで掛けていれば、
だんだんと似合ってくるものなんです。
眼鏡が顔に馴染んでくる。
そうなると、愛着も持てますよね。
石川
間違いないね。
好きな形に自分が合わせるが
正解ですね。
写真
2024-06-07-FRI
(おわります)
「MEGANEROCK」のサングラスは
5DW WEBショップにて発売!
[STAFF]

企画・プロデュース:石川顕

スタイリング:野崎未菜美

ヘアメイク:勝健太郎

モデル:沖ちづる(168cm)、佐藤岳(182cm)

文:小笠原民織

撮影:吉嗣裕馬

協力:Playmountain