「5DW」、
着てみて、使ってみて実際どう?
ほぼ日「5DW」スタッフによる
使用感想座談会開催です。
スタイリストとして活躍する
店主・石川顕(いしかわ・あきら)さんが
プロデュース、セレクトした「5DW」のアイテムは、
私たち、ほぼ日「5DW」スタッフも
みんなこぞって愛用中です。
欲しくなった理由はもちろん、
実際に袖を通してわかった服のこと、
毎日使ううちに知った効能や使い心地、
そこに置いてあるだけでなんだか和むあの子の佇まいまで、
おのおのが撮った写真を持ち寄りながら、
買ってよかった生の声をお届けいたします!
参加スタッフ一覧
足元はどうか?
靴のお色直しに、
「VINCENT SHOELACE」の靴紐。
VINCENT SHOELACE / TRAVIS 1,650〜3,300円
VINCENT SHOELACE / H.COOPER 1,650円
VINCENT SHOELACE / PEE-WEE 1,650円
VINCENT SHOELACE / Paul 2,200円
冨田
「VIVOBAREFOOT」
の靴を手に入れて、
1年履いていたんです。
夏場に履いていた靴なので
秋口に洗ったんですけど、
ちょっと靴紐が黒ずんでいたので、
靴紐を替えるのもいいなあって思い、
「VINCENT SHOELACE」の靴紐を買いました。
毎回結んだりするのも面倒くさいので、
紐の長さが短いほうを買って、
靴紐の端っこを結んでくるんとさせて使っています。
「VIVO」の靴はつるんと足が入りやすいので、
スリッポンみたいに履けるんです。
靴紐は白がベースでちょっとだけ色つきにしたんですけど、
もしかしたら、また来年は違う色にするかもって、
そんな楽しみ方を見出したような気がしました。
阿部
靴紐を替えるだけで、新しい1足な気分になれますよね。
冨田
そうなんです。
特に白なので、いろいろ色替えのしがいがあるなと。
岡本
私は「VIVO」は赤の靴紐にしてみました。
武井
全然印象違いますね。
田口
なんで赤なんですか?
岡本
これ、撮影したときが赤だったので、
それがかわいいなって思って真似したんですよね。
私の場合は、間違えて赤の短いほうを買ってしまったから、とみさんのこの写真を見てなるほどなって思いました。
真似します(笑)。
鶴見
私もやろう。
武井
このやり方でいいんですね。
スリッポンにしちゃえばいいんだもんね。
冨田
ゆるまないんですよね。
阿部
次は何色にしたいですか?
岡本
色は左右違っても楽しそうですよね。
鶴見
みんなで交換しますか。
歩きたくなる「KEEN」と、
もはや裸足の「VIVOBAREFOOT」。
KEEN / WK400 19,250〜19,800円
VIVOBAREFOOT / Primus Lite Ⅲ 20,900円
武井
「KEEN」は「ほぼ日」では
幾人も履いていますよね。
もうね、とにかく履きやすいんだもん、これ。
たのしみ展で試着して、びっくりしちゃって。
そのときは黒が使い勝手がいいのかなって思ったんだけど、
石川さんに黄色ですかね? って聞いたら、
「黄色でしょ!」って言われて、黄色になりました。
冨田
さすが店長、押しが強いですね。
阿部
どんなときに「KEEN」を選びますか?
武井
僕は、今日歩こうって日に履きますね。
1駅余分に歩いちゃうぞってときはこれ履いて家を出ます。
ほんと歩きやすいですよね、前へ前へと。
冨田
私は黒を買って、1年中履いているんですけど、
洋服にも合わせやすいなって思いました。
武井
大きめに履いてもカッコいいんですよね。
石川さんてほら、
2サイズくらい大きめに履こうよって人だからさ。
冨田
社内で黄色を履いている人を見ると、
黄色もいいなあって思います。
武井
ありでしょう。
冨田
糸井さんも黄色を履いていますよね。
たのしみ展で買ったのかな。
あと、歩行中に足が上がってないと、
ズッと詰まるような感じになるので、
自分で足が上がってないのに気づきますね。
武井
ずり足指摘シューズですね。
田口
底が膨らんでいるんですけど、
かかとと土踏まずの間が盛り上がっているから、
自然と前傾姿勢になるんです。
「さあ歩き出すぞ」の姿勢。
冨田
田口さんは
トレイル
をこの靴で歩いたんですよね。
田口
20kmくらい歩きましたが、
新感覚でしたね。
阿部
そもそも、黄色の靴って履いたことありました?
武井
ないない! 子供のときくらい。
田口
履いちゃうと普通になりますよね。
冨田
あれ、さくらちゃん、
もしかして、いま買おうとしている?
鶴見
バレました?(笑)
岡本
私は「KEEN」と「VIVO」の両方を持っているんですけど、
2つとも歩くための靴じゃないですか。
だから、実験したんですよ。
それぞれ履いて、歩数とカロリーを測ってみたんですよね。
鶴見
おー。
冨田
発表してください。
岡本
発表します!
それぞれ1時間歩いたんですけど、
「KEEN」の歩数が6,500弱くらい。
「VIVO」はそこまではいかなくて5,800歩くらいでした。
消費カロリーはほとんど変わらなかったです。
つまり、「KEEN」は靴の構造自体で
推進力を持たせているから歩数は多い。
「VIVO」は自分の足の力で進んでいくから、
距離は稼げないけど、その分カロリーは消費しましたね。
冨田
すごーい。
鶴見
「VIVO」は足への負担がすごいですもんね。
トレーニングしているかのよう。
田口
僕は中敷きも取っているから、ほぼ裸足です。
だから、道路の滑らかなコンクリートと
ボコボコしたコンクリートの違いがわかりますよ。
岡本
ベテランですね。
冨田
私はまだ「VIVO」を履く日って緊張感があるんです。
あんまり距離が長すぎるとドキドキします。
足を鍛えられていないので、疲れないかなって。
田口
ほぼ厚手のソックスで歩いているような感じなんですよ。
鶴見
クッション重視で靴は買いがちですけどね。
冨田
真逆ですよね。
甘やかしすぎちゃいけないって思うと、
「VIVO」の出番ですね。
岡本
最初はほんとにスネが痛くなってきましたね。
武井
普段使わないところがね。
なんか聞きながらどんどんカートに入っていっちゃいますね。
冨田
弊社の特徴ですね。
自分たちが欲しいものをつくっているわけですからね。
「5DW」だったら石川さんが欲しいもの。
それを受け止めて、自分たちも欲しいってなる。
田口
自分が気になっているものを誰かが着ていて、
その感想を聞いているうちに買いたくなっちゃう。
武井
給与天引きなんですけど、社販しすぎて
給与を超えちゃった人がいたくらいですから。
スニーカー的履き心地の
「K.L.G WHITE」のオフィサーシューズ。
K.L.G. WHITE / OFFICER 28,600円
鶴見
このプロジェクトで最初に買いました。
岡本
これ履いてこの前実家に帰ったんですけど、
母が珍しく褒めてくれました。
いつも母は、「こんな格好して帰ってきて!」
ってなるんですけど、これは珍しく、
「なんでこんなおしゃれな靴履いてるの?」ってなって。
武井
それはすごい。
岡本
それで、母も欲しいって言っていたんですけど、
でも、あんまり外に出ない人だから、
まあ買わなくてもいいかって思って。
冨田
そこは買ってあげましょうよ。
田口
親子で履いていますって、いいじゃない?
鶴見
この靴って、
サイズのわりに足がちょっと大きく見えますよね。
そのバランスも大好きだし、
ジーンズを穿いても合うなって。
そして、めちゃめちゃ歩きやすい。
武井
僕はこれ自体は持っていないんですけど、
「KIDS LOVE GAITE」の別の靴がまた、
柔らかくて、ほんっと履きやすいんですよ!
鶴見
スニーカーみたいですもんね。
武井
どっかに当たって痛いってことがない。
最初ってだいたい絆創膏が必要になるんだけどいらない。
岡本
靴擦れしない靴ですね。
武井
「コム デ ギャルソン」の
パリコレクションのランウェイを歩く靴もつくるような
最先端のメーカーのリーズナブルな靴が
「K.L.G WHITE」のオフィサーシューズ。
買わない理由が見当たらないくらい。
2024-07-31-WED
(つづきます)
[STAFF]
企画・プロデュース:石川顕
文:小笠原民織