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(決定したラインナップを見ながら)
いやあ、できたなあ、うれしいなあ。
‥‥しかしこれ、どれを何枚つくったら、
ええんやろね? |
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そうっすね‥‥。 |
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あのう、いっつも、
人気の高いやつは、すぐに売り切れちゃって、
お客さまに迷惑をかけるじゃないっすかー。
あれ、つらいんすよねー。 |
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でも、どれが人気でるとかって、
わかんないんですよね。
これだけ数があると、ちょっともう‥‥。 |
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じぶんがどれを買うかでも、迷ってるくらいだし。
予想しても、その通りにいかないっすよね。 |
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正味の話、ようわからんね。
これまでの経験で、
社内の意見は、あてにならんし。 |
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そうっすね‥‥。 |
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じゃあもう、とりあえず平等にっていうか、
だいたいおんなじ数にしとけば
いいんじゃないっすか? |
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わかんないですもんね、
しょうがないですよね。 |
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じゃ、このへんはこの数で、
ここらあたりはだいたいこんなもんで、
あとはぜんぶいっしょでいいか。
どう、オックス? |
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そうっすね‥‥。 |
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よっしゃ、オックスのOKも出たし、
できたできた! |
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殺人トォーーーース!!
※殺人トス:バレー選手オトヤの得意ワザ。
「アタック」ではない。 |
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わーっ、バレーボールが! |
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け、経理のオトヤはん!
ど、どないしはったんでっか! |
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キラートス!
そんないいかげんな予想で製作枚数を決めるのは、
ぼくが許しても、天が許しませんよ。
お客さまに迷惑がかかるだけでなく、
あまっても足りなくても、損失がでるんですから。 |
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はー、そんな気はしてたんですよねー。
さすが経理さん‥‥。 |
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でも、そう言われても、
予想のしようがないんですよ。 |
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教育的指導トォーーーーッス!! |
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わーっ、それ、怖いです!
じゃあいったい、
どうしたらいいんすか!? |
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社長の大好きな方法です、
「わからなかったら、人に訊け」です。
いままでも、これが「ほぼ日」を助けてきたんです。
社歴の短いわたしのほうが、
そういうことを意識しているんですよね。
着てくれる人、買ってくれる人、興味ある人、
そういう人の意見を聞きましょう。
アドバイザリー・スタッフを
募集すればいいんです。 |
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あどばいざりー・すたっふぅ? |
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つまり、このミーティングに外部から参加して、
適切な助言をしてくれるひとです。
具体的には、22種類のデザインのうち、
「どれが欲しいか」を率直に訊くんです。
その答がたくさんあつまれば、
どれがどれくらい人気が出るか、
あるていどわかるじゃないですか。 |
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ほんなら、そのアドバイザリーさんには、
デザインもぜんぶ事前に公開しちゃうの? |
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もちろんです。 |
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画期的やなぁ。
秘密をたのしんできたんやけどなぁ、ぼくら。 |
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なんか、いやらしい言い方っすね。
秘密をたのしんできたんっすか、ハリーさん。 |
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ちょっとだけね。 |
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これはモニターというより、
ほんとに仮想のミーティングですね。
そっか、それなら、
フリーなご感想やご意見も、ぜひほしいです。 |
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ああ、それはいいですね。 |
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でも、あの、そんなお願いするんだったら、
お礼したいですよね、なにか。 |
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それは必要ですね。
プレゼントを出しましょう。
まず、10名のかたに、
どれでも欲しいデザインの
この、当該の、現物の今年のTシャツを
差し上げましょう! |
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おお!
意見、出したいぞ、わいわいがやがや。 |
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さらに、100名のかたには、
『思い出したら、思い出になった。』
『小さいことばを歌う場所。』
『Say Hello!』
いずれか一冊をということでは。 |
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おおお!がやがやがやがや。
持ってない本、ありますよ、きっとみんな。 |
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そして、アドバイザリーさん全員に、
なんかちょっとしたお礼を、考えてください。
これは「予算ゼロ」で、
しかもいい企画をお願いします。 |
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すごいキラートスや!
とにもかくにも、ええ考えですわ。
そのアドバイザリーさん、やりましょう!
ね、オックス、どう? |
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‥‥いいっすね。(ニヤついている) |
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よっしゃ、オックスのOKも出たところで、
それじゃ、さっそくはじめまひょ。
ご参加いただけるというかた、こちらからどうぞ!
※臨時アドバイザリー・スタッフの募集は
終了いたしました。 |