こまりがおがキュートな、きいろいゾウ。
赤いベレー帽をかぶって、こまりがお。
ここまで発色のよい、きいろの色づかいは
タカモリ・トモコ作品のなかでは
けっこう、めずらしいかもしれません。
「この子、アクリル毛糸で編んでいるんです。
10代の女の子が読む雑誌の企画で
編んだゾウさんなので、
おもちゃっぽい、ポップな色あいにしました。
イラストに近い感覚というか、
ちいさい子に『すきな毛糸をえらんで』
というと、こういう色を選ぶんです。
眉毛がついてるのも、めずらしいですね。
耳の内側は、チェック柄なんです」
制作から「18年」という時間の長さもあって
貴重な逸品といえるのではないでしょうか。 |