フクロウを、つくりたいと思いました。

そこでまずは
フクロウたちと触れあえるカフェに
行ってきたんです。

そしたら‥‥本当にかわいかった!

「フクロウ」ってひとくちに言ってましたけど、
おおきいのから、ちいさいのから、
「しろいおめん」をかぶったみたいな子から、
耳のあるミミズクまで、
たくさん、個性があるんだなあって知りました。

いつもだったら
「どの子にしよう?」って悩むんですけど、
これはもう、好きほうだいに、
いろんなフクロウをつくっちゃえって。

その結果、
6体のフクロウのあみぐるみが、うまれました。

楽しかったです。

でも、なぜだろう、すごく時間がかかりました。
それぞれのフクロウ、
完成するまでに、すごく時間がかかったんです。

できあがった作品を見ると、
どの子にも「ふわふわしたかんじ」を出そうと
心がけていたみたいですね。

たぶんそれは、実際に触れたからだと思います。

触れたら、フクロウたち、
もう、ネコちゃんよりも柔らかかったんです。
これには、びっくりしました。

だから、その「感じ」を出したくて、
どの子にも、首もとの「ふわふわ」をつけたり、
したんだろうなって、思います。

フクロウって、おとぎばなしのなかに住んでる。

なんというか、おとぎばなしに出てくる動物と
実際の動物の姿って、
たいがいは、かけはなれているのに、
フクロウだけは、ものすごく近いと思うんです。

だから今回も、
物語のなかからそのまま出てきたような、
そんなイメージを抱きながら、つくりました。

森のカフェに集うフクロウたち、です。
たくさんかわいがってもらえたら、うれしいです。








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