「国芳」をイメージした、江戸の猫。
タカモリさんって、江戸時代の浮世絵師、
歌川国芳の描く猫がだいすきなんだそうです。
で、この「玉(たま)」は、
そんなイメージでつくった、江戸の猫。
「実際に、国芳の絵を参考にしてつくりました。
あの、いかにも猫ちゃんらしい、
にょろ〜んって感じで
ひなたぼっこしている子をつくりたくて。
黄色い鈴は、本物です。
本物の鈴のまわりを、毛糸でくるんでいます。
あ、うしろ姿も、かわいいんですよ」
しなだれかかって、ねむそうにしてる感じが、
ものすごーく、猫っぽい!
でもこのかたち、編むのが難しかったのでは?
「わたし、あたまのなかに
最終的なかたちがイメージできさえすれば、
編めるんです」
そう言ってあっさり実現してしまうところが、
あらためて、タカモリさんの、すごいところ。
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