はい、まだまだ、つくり足りないです。

こんなにもたくさん、いっぺんに、
猫をつくったことってないんだけれど、
三毛猫もつくらなかったし、
毛の長い子もつくらなかったし、
もうちょっと
「いじわるな顔」をしている子とかも、
つくってみたいし‥‥。

たぶん、数としては、
猫って「クマ」や「ウサギ」の次くらいに
つくってきたんですが、
今回、こんなにもつくってみて、
もっともっとつくりたいなって思いました。

それほど、猫が好きなんだと思います。

さいきん「ぶさいくな猫」というのが
「かわいい」って言われたり、しますよね。

すごくわかります。

そして、すごくわかると同時に、
私たちの世代は
やはり「かわいい猫」を好んでいたので、
猫についての文化度が
成熟してきたんだなあって思います。

猫って、わたしにとって、特別なんです。

どんな動物が好きかと聞かれて、
きっとすぐに「猫」って出てこないくらい、
いつもおうちにいる人で、
いちばん大切で、当たりまえの存在だから。

猫って、デザインが優れていると思います。

ふにゃっとしているときも、
するどい目をしてフーって言ってるときも、
すごく、造形が美しいです。
何か月もかけて、こんなに猫を編み続けて、
猫にまみれて、本当に、たのしかった。

仕上げの段階で、顔なんかができてくると、
「かわいい、かわいい」って、
こころから思いながら、編んでいました。

とにかく、しあわせな時間でした。

いつもの「TB」もふくめて、
みんな、いとおしいあみぐるみたちです。
たくさんかわいがって、
じゃれあってもらえたら、うれしいです。