体長=約40cm 座高=約29cm
素材=羊毛、コットン(パンツ)/ポリエステル(中綿)
目=フェルト
 
タカモリ・トモコさんの、代表作のひとつ。

いちばん最初にタカモリさんがつくったあみぐるみは、
このボンジュールくんの原型でした。
うまれてはじめて編んだものをベースに、
すこしずつ変化が加わり、この形になったのです。

「もともとの発想はダックスフントだったのに、
 編んでいくうちにどんどん道からはずれて
 みょうな形になってきたんです。
 それでもかわいいものにしたくて、
 その思いだけでたどりついた作品だと思います。
 布のパンツをはいているのは、
 全体のバランスを整えるためと、
 黒いボディに色味を加えたかったという理由です」
(タカモリ・トモコ談)

長いあいだに幾体もつくってきたため、
ボンジュールくんには制作年代によって違いがあります。
この作品は、洗練されていて都会的で、
目が大きいのが特徴なので、
「ボンジュールくん・ラブリー」と命名されました。

「ボンジュールくん」シリーズのなかには
旅行会社JTBの広告キャラクターとして採用され、
「ルックン」という名前で活躍した個体もあります。



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