体高=約27cm 奥行(鼻から尾)=約21cm
素材=レーヨン、ポリエステル、ポリエステル(中綿)
   鈴/押し笛/目=レーヨン、ポリエステル、
ゴールドの風合いを持った光沢のある毛糸で編まれた、
リスのあみぐるみです。

ボディに使用されているピンクゴールドの糸を
タカモリ・トモコさんが見つけたところから
この作品の制作はスタートしました。
キノコやチョウチョなどのパーツも、
すべて同じシリーズの毛糸をつかって編まれています。

「このリスは、おじいちゃんなんです。
 編みはじめるときには、
 ガーリーでかわいらしいリスに
 するつもりだったんですが、
 編んでいる途中で、顔をつくっているときに
 『あ、おじいちゃんだ』と思ったんです。
 そこでガーリーな方向に戻したりせずに、
 そのまま最後まで編み上げました。
 シマリスではなくて、エゾリスですね。
 エゾリスのおじいちゃん。
 リスといえばドングリですが、
 この作品にはキノコを持たせて、
 シッポにはチョウチョをつけてあげました。
 地味になりすぎることなく、
 おじいちゃんのリスを表現できたと思います」
(タカモリ・トモコ談)

「リス先生」という作品名は
すばしっこくてちょこまかしているリスが、
実はおじいちゃんで、頭がよくて、
森の仙人のような存在だったらおもしろい、
という、そんなイメージからつけられました。



(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN