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体長=約37.5cm 座高=約30.5cm
素材=羊毛、モヘア、リボン、ポリエステル(中綿)、
鈴/目=グラスアイ
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「タカモリさんは仏像を彫るように
テディベアを編んでいくといいよね」
そんな糸井重里のひとことを受けてタカモリさんは、
あみぐるみ作家になったばかりのころに
つくっていたテディベアのあみぐるみを
再び制作するようになりました。
2008年から新たにつくるテディベアたちを、
「Tomoko Bear」シリーズと名付けます。
その第1作目となるこの個体は、
ご覧のようにシンプルで素朴なデザインに仕上がりました。
「テディベアは、もうすでにデザインが
完成されているものと、私は思っています。
ですから、それをつくるときは、
とても謙虚な気持ちになれるんです。
“仏像を彫るように”というのは
ほんとうにぴったりな言葉だと思いました。
久しぶりに自分と向き合うように
テディベアをつくってみたら、
昔とは違うような、
まったく変わらないような、
新しいものと古いものどちらも持ちあわせた
仕上がりになり、
興味深く思っています。
これからもつくり続けていきたいです」
(タカモリ・トモコ談)
“TB2008”の“TB”は、
Tomoko Bearであると同時に
Teddy Bearの“TB”でもあります。
いつもよりすこしだけ固めに編み、
中綿も多めに詰めることで、
他の同サイズのあみぐるみにくらべると
テディベアに似たずっしり感があります。
また、通常タカモリさんは
目の素材にプラスチックやボタンを使うのですが、
こちらではガラス製のグラスアイを採用。
この点でも、テディベアのそれと同じにしています。
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