「おおきなくまの紙ぶくろ」は、
OHTOのグッズにふさわしく、
ロゴを前面に大きく入れたシンプルなデザインです。


「O」のなかに、くまがいます。
「おおきなくまの紙ぶくろ」という名前からして、
「おおきなくま」が描かれていると思うかもしれませんが、
ちがいます。
大小2種類あるうちの、
「おおきいほうの、くまの紙ぶくろ」という意味なんです。

もっと正確にいうならば、
「フィンランドにあるジャムパンのお店の、
 くまが描かれた、おおきいほうの紙ぶくろ」
ということになります。

しかし、このOHTOというお店は実在しませんので、
さらに厳密に考えますと、こうなります。
「フィンランドにあるジャムパンのお店、
 といっても、これはまったくのウソで、
 そんな架空のお店があるとして、
 そこのシンボルマークであるところのくまが描かれた、
 大小2つあるうちの、おおきいほうの紙ぶくろ」
ああしんど。




「hillopiilopuoti」は「ジャムパン専門店」の意味です。

ちなみに、フィンランドには、
日本みたいなジャムパンはないので、
そういう単語もありません。
いろいろ考えたすえ、なかにジャムが隠れているので、
「ジャム隠れ(hillopiilo)」とよぶことにしたそうです。
なんか、かわいいですね。





色が切り替わった部分には、
「やさしいくまもいる」と書かれています。
OHTOの企業メッセージ、みたいなもの?





内側のポケットには、
「おおきいくま用」と書かれています。
べつにくまが使うわけじゃないでしょうが、
フィンランドの森では、おおきいくまが、
この紙ぶくろをさげて歩いている。
いっそ、そう思うと、たのしいかもしれません。

★「使いかたレシピ」はこちらへ!

「おおきなくまの紙ぶくろ」の
サイズ・素材・縫製の仕様は、
前回の「ザンパノさんの紙ぶくろ」とほぼ同じです。
ひとつだけちがうところは、ここです。




これまでリクエストの多かった、
口を結ぶための、ひもをつけました。
荷物が多いときや、中身を見られたくないときなど、
ひもを結んでおけば、安心です。

「おおきなくまの紙ぶくろ」は、縦横のサイズにくらべて、
マチ(奥行き)が、かなり広くなっています。
そのため、見た目の感じより、たくさんものが入ります。



たくさん入るもうひとつの理由は、
「縫い合わせの方法」です。
紙ぶくろのそれぞれの面の端(はし)で
縫い合わせていますので、
かたちをキープする力にすぐれています。
形くずれしにくく、
ものをたくさん入れやすいんです。





赤い点線が縫い合わせ部分です。

永久紙ぶくろの定番となっている、
うすくて、しかも丈夫なナイロン生地を、
今回も採用しています。

折りたためばポケットに入るくらい小さくなって、
しかもかるいので、携帯にも便利です。




「おおきなくまの紙ぶくろ」の縫い合わせ方法は、
強度の面でもすぐれています。
前面から底面、さらに背面にかけて、
一枚の布でつながっているので
底がぬける心配がありません。

持ち手や縫い合わせ部分の処理も、
もちろん万全です。



〈「おおきなくまの紙ぶくろ」の仕様〉


本体 ナイロン100%(420デニール)
内側:ウレタンコーティング
高さ355 mm × 幅350 mm × 奥行き150 mm
内ポケット ナイロン100% 高さ195 mm × 幅180mm
持ち手 ポリプロピレン 長さ500 mm × 幅20mm
パイピング 塩化ビニール