ジュエリーの買い付けでイギリスの骨董市へ行くと イセキさんはよく犬のブローチに出合うそうです。 ブローチの持ち主と犬との関係が どこか目に浮かぶような3点を選びました。 |
1940年代のアメリカのものと思われる
チェーンがついた、テリア犬とエンブレムの
メタル製のブローチ。
プレートにイニシャルを刻めるようになっていますが、
これは、未使用の状態で残されていたもの。
第二次世界大戦中に出兵する男性が
愛するひとへ贈るための品だったのだそうです。
※メタルの表面に多少むらがあります。
針が小さいので、
硬い布や分厚い布への使用は避けてください。
犬 高さ22mm x 横幅13mm x 厚み6mm
エンブレム部 高さ15mm x 横幅11mm x 厚み4mm
付属のチェーンの長さ、55mm
3.1グラム
1950年代のものと思われる、
毛の長いテリア犬の銀製ブローチ。
体と首輪部分にちりばめられているのは、
ヴィクトリア時代からジュエリーに用いられるようになった
マーカサイト(マルカジット)という鉄鉱の一種で、
自然光のもとでの輝きが魅力です。
※表面裏面に、年月の経過とともにできた
銀のくすみがすこしあります。
高さ17mm x 横幅31mm x 厚み7mm 5.3グラム
1910年前後に作られた、
ほぼアンティークと言えるブローチ。
銀製の枠にはめられたガラスは、
裏から犬の図柄を削り着色を施したもので、
表から見ると立体的に浮かび上がって見えます。
愛犬への愛情が感じられる手作りのブローチです。
※ピンが銀製で柔らかいため、
硬い布や分厚い布への使用は避けてください。
高さ19mm x 横幅27mm x 厚み8mm 3.7グラム
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