「ペースト」というガラスが使われたブローチ。 18世紀〜20世紀初頭に、ダイヤモンドを模したものとして イギリスやフランスのジュエリーに多用されました。 温かみのある色合いが魅力。 |
イギリスで20世紀のはじめに作られた、
銀製のアンティークブローチ。
つばめの目はガーネットで、
羽にあしらわれた無色透明の石と、
くちばしの先のブルーグリーンの石は
ペーストストーン(カットガラス)。
2羽のつばめは恋人同士、あるいは夫婦をあらわしており、
贈り物として作られたことが分かるブローチです。
つばめは幸運を運ぶモチーフで知られるとともに、
季節がめぐると古巣に戻る渡り鳥であることから
「あなたへ回帰する」というメッセージを秘めています。
ピンはややかたく、布にさして固定するときには
ピン先をしっかりC型の留め具部分にはめ込むように
注意してください。
高さ19mm x 横幅39mm x 厚み13mm 5.5グラム
ヴィクトリア時代の終わりごろに作られた、
ペーストストーンだけを並べた
シンプルなアンティークブローチです。
大粒のペーストは、
ダイヤモンドと同じように丁寧にカットされ、
底面はフォイルバックと言って、
金属の薄い膜でコーティングされています。
フォイルバックで仕上げることにより、
光がよく反射し、華やかさが増します。
洋服の色や、身につける人の年齢を選ばないブローチです。
裏面に多少錆がありますが、
使用には差し支えのない程度です。
使用には差し支えのない程度です。
ピンのバネもしっかりしています。
高さ13mm x 横幅28mm x 厚み9mm 3.8グラム
1930年ごろのアールデコの時代のメタル製ブローチ。
ベレー帽をかぶり、タイツをはいた制服姿の女の子の
両手と胸にシングルカットの
ペーストストーンがあしらわれています。
女の子の右腕にエナメルの傷みがあります。
使用には差し支えない程度ですが、
裏面にもメタルの錆が少しあります。
ピンが小さいため、
硬い布や分厚い布に着けるのは避けてください。
身長26mm x 横幅21mm x 厚み8mm 3.0グラム
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