この朝顔の柄は、蔦の部分の動きを見ると、
唐草模様から派生したものだと考えられます。
そもそも唐草模様の、蔦がからみ這う様子は、
永遠に繋がって広がり続けることを想像させるので、
古来より「繁栄」を表す
縁起のよい文様とされています。
そういう意味で、前回の「花からくさ」につづき、
この朝顔も、
身につけているといいことがあるかもしれませんよ。
銘仙の特徴「絣」を表現するために、
朝顔を、直線ではなく、
揺らぎのある線で表現しました。
それにより、銘仙の持つ味わいが、
ハラマキやブランケットでも
再現できたのではないかと思います。
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