hobonichi gokigen haramaki
あのハラマキとブランケットの もとになった銘仙の魅力とは。

ほぼにちわ。
ただいま販売中の「ほぼ日ごきげんハラマキ」は、
夏の冷房対策に、
たくさんのみなさまにご注文をいただいています。
「ハラマキとブランケット、実際に使うかなあ?」
とご検討中の方も、
夏の冷えは、いたるところで起こりますので、
「いざ」というときに備えて、
ぜひ、この機会にお買い求めくださいね。

ところで、前回からラインナップにくわわった、
「MEISEN from KYOTO」シリーズですが、
今回も、夏らしくさわやかで、
「かわいい!」と大人気です。
「MEISEN from KYOTO」は、マリンバ奏者で、
アンティーク着物のコレクターとしても知られる
通崎睦美さん(以下、ツウザキさん)プロデュースの
シリーズです。


通崎睦美さん

ツウザキさんご自身が、 所蔵の銘仙の着物の中から、
ハラマキやブランケットに合う柄を厳選しているだけあって、
身に着けているだけで、
なんだか楽しい気分になりそうなデザインがそろっています。

 

ツウザキさんが、こちらのインタビューでも
おっしゃっているとおり、
ツウザキさん所蔵の銘仙は、着物好きのご年配の方にも、
「こんな柄の銘仙を見たことない!」
と言われるような柄ばかりなんです。
実際に、「MEISEN from KYOTO」の柄を見ていても、
「こんな柄の着物があるの!?」と驚かれた方も、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、「MEISEN from KYOTO」のハラマキやブランケットをとおして、
ツウザキさん所蔵の銘仙に興味を持たれたみなさまに、
1冊の本をご紹介します!

「ソデカガミ」
通崎 睦美 (著)
PHP研究所
ISBN 978-4-569-63360-2 (4-569-63360-9
)

この本の魅力は、なんといっても、
ツウザキさんの銘仙の、
「かわいらしさとおもしろさ」を堪能できること。
ツウザキさんご自身が、この本の中で、
「(前略)銘仙は、質、デザイン共に、
 四の五の言わせぬスピード感がある。
 織物特有のパリッと感。
 おおよそ普段着であったこと、
 また流行を追いかけて、
 いや流行を作り出すかのように作られたことが、
 その感覚を生み出しているのだろう。
 私はそんなスピード感にのって、
 次々と銘仙を手に入れた。
 銘仙の定義など何も知らず、
 あまりのおもしろさに夢中になって、
 ついつい買ってしまったというのが実際のところ。
 (後略)」
(「ソデカガミ」〜はじめに〜より抜粋

とおっしゃっているのですが、
ツウザキさんご自身が、銘仙の柄を見ながら、
おもしろい、楽しいと思ったその気持ちが
そのまま伝わってくるようで、
見ているこちらも、どんどん引き込まれていきますよ。

この本は、ツウザキさんと、
ハラマキのデザインも担当してくださっている谷本天志さんが
装丁、写真の撮り方まで、すべて相談しながら、
2人三脚で作り上げています。
銘仙の着物の柄を紹介しているだけでなく、
「(前略)そして今私は、古い時代の銘仙を身につけ、
 銘仙のデザインを通して
 今まで目にとめなかった人、物、景色を見ている。
 それが楽しくてしようがないのだ。」
(「ソデカガミ」〜はじめに〜より抜粋)

という言葉にあらわれているように、
銘仙を着ながら、京都の街並みや生活を楽しんでいる
ツウザキさんの視点が、また面白いのです。

「MEISEN from KYOTO」シリーズの、
ハラマキやブランケットをとおして、
ツウザキさんの銘仙コレクションに興味を持たれた方は、
ぜひ、この「ソデカガミ」をお手にとっていただくことを
おすすめします。
※「ソデカガミ」のご購入は、
  amazonをはじめ、全国の書店でどうぞ!

「ほぼ日ごきげんハラマキ」では、
「MEISEN from KYOTO」をはじめ、
色とりどりの楽しいデザインを
ひきつづき販売中です!
どうぞ、よろしくおねがいします。

2007-06-18-MON

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