1967年京都市生まれ。
5才よりマリンバを始める。
1992年京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。
91年のデビューコンサート以降、
自身でコンサートをプロデュースし、
毎回新しい試みに取り組んできた。
「通崎睦美2夜連続マリンバコンサート」(1993)で
青山音楽賞、
「通崎睦美マリンバリサイタル」(1998)で
大阪文化祭賞を受賞。
95年CD「MUTSUMI〜Songs from Asia」(ewcc0003)を
リリース。
93年より演奏を始めた。
アストル・ピアソラ作品では、
小松亮太&ザ・タンギスツ、
井上道義指揮・京都市交楽団等、
様々なユニットと共演を重ね、
99年にCD「M×PIAZZOLLA」(ewcc0005)をリリース。
「アイディアがアイディアに終わらず、
ピアソラの音楽に新たな表現をもたらした」
(濱田滋郎/レコード芸術)と評された。
2002年、港大尋作品を収めた
「届くことのない12通の手紙」(ALCD9029)を
リリース。
常に作曲や編曲の委嘱を活発に行い、
独自のレパートリーを開拓。
ピアノ、ヴァイオリン、アコーディオン、
箏、三絃を始めとする様々な楽器やダンスとのデュオ、
マリンバ・トリオ、室内楽やオーケストラとの共演など、
多様な形態で演奏活動を行っている。
また、2005年2月、
東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会
(指揮/井上道義)で、
往年の名木琴奏者平岡養一が初演した
紙恭輔「木琴協奏曲」(1944)を
氏の木琴で演奏したことがきっかけで、
その木琴と500曲以上にのぼる
楽譜やマレットを譲り受けた。
以後、彼 の軌跡をたどりながら、
木琴の新たな可能性を探る活動も始める。
2007年7月、林光「木琴協奏曲」初演
(下野竜也指揮、京都市交響楽団)
8月には全曲木琴演奏によるCD「1935」をリリース。
また2000年頃より、アンティーク着物の着こなしが話題となり、
多くのメディアでそのコレクションや
ライフスタイルが紹介されている。
2004年、アサヒビール大山崎山荘美術館にて
着物等のコレクションから現代美術作品までを集めた
「通崎睦美選展〜通崎好み」が開催され、
その後延岡、東京にも巡回。
2003年より、ゆかたブランド「メテユンデ」
((株)川島織物セルコン)のプロデュースも
手がけている。
(※メテユンデのHPは、こちらをどうぞ。)
著書に『天使突抜一丁目』(淡交社・2002)
『ソデカガミ』(PHP研究所・2003)
『通崎好み』(淡交社・2004)。
新聞や雑誌への寄稿も多い。 |