昨年12月の発売時にご好評をいただき、
完売後も「再販売はありますか」と
たくさんのお問い合わせをいただいていた
シープ（羊）・コレクションの
再販売が４月21日（金）よりはじまります。
三國さんが「羊の中でいちばん好き」という
イギリスのシェットランド・シープを
イセキアヤコさんが、
ロンドンの歴史ある宝飾街
ハットンガーデンの工房でジュエリーにしました。
18カラットのゴールドに総重量約0.26カラットの
ローズカットのダイヤモンドをちりばめ、
瞳にルビーをあしらった子羊のリング。
もうひとつは、銀製（スターリングシルバー）の
親子羊のセーター・ガーズです。
今回の再販売にあたって、
イセキさんと三國さんからのメッセージが届きました。
昨年の12月に発表した
「親子羊のセーターガーズ」と
「子羊のダイヤモンドリング」。
完売後もお問い合わせをいただいて
このたび再販売が決定しました。
監修にあたってくださった三國万里子さん、
企画に根気よくおつきあいくださった
ほぼ日のジュエリー・チームの皆さんに
まずお礼を申し上げたいです。シープ・コレクションの制作には
大勢の職人さんの手を借りました。
蝋を彫刻して原型を作る職人さん、
鋳造工房の職人さん、
ルビーやダイヤモンドをカットしてくれる職人さん、
それを金に留めるセッターさん、
貴金属の品質をテストし
刻印を打ち込む職人さん、などなど。
銀や金や宝石は、こうしてすこしずつイギリスで
羊に姿を変えていきました。
そして、それぞれの工程ごとに
私は検品に立ちあい、
職人さんたちの苦労や素晴らしい技術を見てきました。先日、品物を受け取ったというお客様から
お便りをいただきました。
「届くまでのあいだも楽しみだったけれど
これからは身につける楽しみができてとても嬉しい」
と書いてくださっていました。
長い旅を終えた羊のジュエリーが、
幸せそうにしている姿を想像するのが
私も何よりの幸せです。イセキアヤコ
羊コレクションの再販を心からうれしく思います。
前回ご用意した数が旅立って行った後にも
いくつかの熱心なお問い合わせをいただいた
と伺っていましたから。
身につけるもの、
特にジュエリーはご縁のものだと思います。
世の中にはそれこそ星の数ほどの
指輪やブローチがありますが、
自分がピンとくるものはそれほど多くない、
というのが三度のごはんよりジュエリーが好きな
わたしの正直な感慨です。
イセキさんが手がける気合いの入ったジュエリーたちは
決して気軽に買えるお値段ではないですよね。
でも身につける自分を想像してときめいて、
「うちの子になってほしい、わたしの元に来るべき」
と思ったならば、
がんばって買う価値は十分にあると思います。
作る過程での気の遠くなるような
職人さんとのやりとりを逐一伺っていましたし、
何よりイセキアヤコという
生真面目な女性の「人となり」が
そのまま彼女の作るものの品質を保証していると
わたしは知っていますから。
ジュエリーを買うというのは、一生の間、
それを身につける権利を買うということだと思います。
ダイヤやルビーがちりばめられた
この羊の指輪を手に取るとき、
いまだに「いいんでしょうか、わたしがしても」
と心の中でつぶやいてしまいますが、
「もちろんいいんだよ」ともう一つの声が答えます。
身につけると、わたし自身がほのぼのと女性らしい
優しい気持ちになりますし、
それは周りの人たちにとっても、きっといいことですしね。三國万里子
再販売は４月21日（金）
午前11時スタートです。
猫モチーフのジュエリーのなかから
「ヴィクトリアンキャット ブローチ」も再販売します。
どうぞおたのしみに！
