1890-1910年頃にイギリスで流行した
三日月のブローチをロンドンの歴史ある宝飾街
「ハットンガーデン」の工房で復刻しました。
三日月の上にクローバーと小さな花。
こうしたブローチは、
アンティーク・ジュエリーの世界では
「ハネムーン・ピン」と呼ばれています。
もともとは、結婚したばかりの夫が妻に
愛を伝えるために贈る、特別なブローチでした。
(詳しくはこちら)
四つ葉のクローバーは
古くからグッドラックのシンボルとして有名ですが、
ヴィクトリア時代には「私のものになってください」
という意味があったそうです。
クローバーの中央にはアクセントとして
一粒のダイヤモンドが輝いています。
アンティークのハネムーン・ピンは、
たいていは金製で三日月の中が空洞になっているか
「ロールド・ゴールド」と呼ばれる薄い金板を
真鍮などに貼り合わせたものが一般的でしたが、
当品はソリッドゴールド(空洞のない、金のみ)の
贅沢なつくりです。
9カラットの金製で、
ロンドンの貴金属監査法人The Goldsmiths’ Companyによる
厳しい金の品質検査に合格したことを
証明する刻印が入っています。
別珍の巾着に、特製ジュエリーボックス、
お手入れに使えるジュエリークロス1枚とともにお届けします。
MADE IN HATTON GARDEN, LONDON.
〈重さ〉およそ4g
〈直径〉27mm
〈厚さ〉8mm(輪の厚さ2mm)
〈素材〉K9イエローゴールド、ダイヤモンド
ひとつひとつ手作業で制作しているため、
個体差、いびつな部分、ブローチ裏側に小さな傷、
刻印の色むら等が見られます。
ご理解のうえお求めいただきますようお願いします。
ジュエリーは、使用してもしなくても、
時間の経過とともに金属ならば表面がくすんでくるなど
少しずつ状態が変化するものです。
お手入れに神経質になる必要はありませんが、
いつも使い終わったあとに眼鏡拭きのような
油分や埃を取り除ける柔らかい布できちんと拭いて
ジュエリーボックスに戻すようにするだけでも
良いコンディションを永く保つことができます。
湿気のある場所や直射日光の当たる場所は厳禁です。
金や銀の場合は、くすんでしまっても多くの場合は
ジュエリークロスで磨くと簡単に輝きを取り戻せます。
ただし、研磨剤が入ったクロスでごしごし強く擦ると
素材表面に傷がついたり
宝石が外れたりする可能性があるのでご注意ください。
今回お買い上げいただく品に
プロフェッショナルなクリーニングや
修理が必要になった場合は
直接、以下のtinycrownまでご連絡ください。
ほぼ日にお問い合わせいただいた場合も
tinycrownへおつなぎいたします。
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ロンドン在住のバイヤー、イセキアヤコさんが運営する
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アンティークやヴィンテージのジュエリーを販売しています。