このカーディガンがうまれた経緯はこちら。
うれしいセーター
三國万里子さんが
石川直樹さんのために編みました。
【編み図の記載について、お詫びと訂正】

このたび作成いたしました
「三國万里子さんのうれしいセーター『K2』」の
編み図の右下に掲載している
毛糸の必要量の部分に誤りがございました。
申し訳ございません。

正しくは下記のとおりです。

【誤】
727/admiral navy 250g
757/splash   55g
400/mimosa    5g
122/granite 60g
792/emerald 50g
600/violet   25g
470/pumpkin 35g

   ↓

【正】
727/admiral navy 238g
757/splash   42g
400/mimosa    5g
122/granite 51g
792/emerald 41g
600/violet   18g
470/pumpkin 26g


▲オリジナルの赤いパッケージで「編み図」をお届けします。
赤いパッケージに入っているもの

●K2 編み図

●石川直樹さんが撮影した写真
〈この編み図で完成する
 カーディガンのサイズについて〉

この編み図で完成するカーディガンは、
身長170cm、体重58kgの
石川直樹さんにちょうどよいサイズです。
(編み図で指定したゲージで編んだ場合の出来上がり
  サイズは胸囲101cm 着丈71cm ゆき丈80cm です。)

▲男性のS~Mくらいのサイズ感。

この編み図をもとにして、
好みのサイズに調節することも、
ちょっとがんばれば可能です。
その方法を三國さんが教えてくれました。
ぜひ、参考にしてください。

三國万里子さんが教えてくれた、
カーディガンのサイズを調節する方法
カーディガンのサイズを調節する方法

基本的なコンセプトは、トライ&エラーです。
「まず、やってみる」ということがいちばん重要。
気軽にトライして、間違ってもあまり気にせず、
なんどでもやりなおせば、そのうちコツがつかめます。

1)自分が編みたいカーディガンの
  サイズのイメージに近い洋服を
  タンスからひっぱりだしてください。

2)編み図にでているサイズが書いてある部分と、
  同じ部分の長さを測ります。
  「K2」の場合は、
  胸囲、着丈、ゆき丈。

3)作りたいサイズとの差をだしてみる。

4)ゲージをとる。

5)3)で出した差が4)で編んだゲージで、
  何目に当たるかを算出する。

6)算出した目数で
  キリの良い模様になるところを考えて、
  編み図から目数の増減を決める。

これで理論上はサイズが調整できるはずですが、
ゲージをとったときと実際に編んだときでは
差があることが多いですし、
実際に編んでみた時にしっくりこないこともあります。
そこは、「編んでみて着てみる」、
「違うと思ったらほどいて、また編んでみる」
という繰り返しで、
自分が欲しいサイズに近づけていってください。
編み図は叩き台くらいの感じに思っておいて、
自分でデザインを仕切り直すつもりでやると、
作業も面白くなりますよ。
(三國万里子さん)

<女性が着てみた場合>

【毛糸を自分で用意する場合】

今回、三國さんが使用した「ジェイミソンズ」の毛糸で
「K2」を編んだ際に、
必要となった毛糸の量(グラム)は下記です。
ご自分で毛糸を用意するときの参考にしてください。

 727admiral navy 238グラム
 792emerald 41グラム
 757splash   42グラム
 122granite 51グラム
 600violet   18グラム
 400mimosa    5グラム
 470pumpkin 26グラム

※三國万里子さんの「うれしいセーター」企画は、
 書籍化を目標にしています。
 これが実現した場合、
 その書籍には「K2」の編み図が掲載されます。
 ただしそれは「略図」で、
 今回ご提供する「全図」ではありません。
 より詳細な編み方を知りたい方は、
 こちら「全図」の入手をおすすめいたします。

三國さんが使用したのと同じ「ジェイミソンズ」の毛糸を、
今回のためにシェトランド島から輸入しました。
「K2」を編むのに最もふさわしい
シェトランドウールです。
「K2」一着分を、セットにして販売いたします。

三國さんが教えてくれた
ジェイミソンズの毛糸の特長

「ジェイミソンズ」は、
スコットランド・シェトランド島にある、
英国伝統ニットウェアを製造する会社です。
シェトランドシープの羊毛で作られた同社の毛糸は、
およそ200色を越える色を有しています。
色・柄をきれいに出したいとき、わたしは、
この毛糸を好んで使っています。
色の種類が多いのもジェイミソンズの魅力ですが、
撚りがすこし甘い(ゆるい)ところも、
この毛糸の大きな魅力なんです。
撚りが甘いから、編み上げたときに、
毛糸同士がすごく馴染みます。
編みものというより、ちょっと織物っぽい感じ。
編んだ目と目に、一体感があるんです。
使っているうちにどんどん馴染んできます。
フェルト化して、ぺたんとなってきて、
それがまたかわいいんです。
(三國万里子さん)

〈ご注意・かならずお読みください〉


「ジェイミソンズの毛糸セット」のうち、
graniteとpumpkinの2色が、編み図通りに編み進めると、
必要量に1グラムずつ足りない計算になります。
ただ、ジェイミソンズの毛糸玉は表示のグラム数よりも
数グラム多めに巻かれていることが少なくありません。
編み図のゲージで編んでいただければ、
セットの糸で足りる場合がございますので、
今回は必要最小限を組み合わせてセットにいたしました。
ご心配な方は、graniteとpumpkinのみ個別でご用意しましたので、
余分にお買い求めいただくと安心かと思います。
ジェイミソンズの毛糸セット

ジッパー式カーディガンですから、ファスナーが必要です。
ご自分で用意したファスナーでも大丈夫ですが、
こちらも毛糸と同様に
三國さんが使用したのと同じものを販売いたします。


▲70センチ(紺)
350