Miknits Vintage Pattern Works

ソーイングのおもしろいところは、
自分で”自分のための”とっておきをつくれるところ。
三國万里子さんがみつけた
フランスのヴィンテージワンピースをヒントに、
アールデコドレスのパターンと
イラストレーター山本祐布子さんによる
植物柄のオリジナル生地ができました。
生地の製作は、大阪の宇仁繊維さんと一緒に。

また、三國さんデザインのサマーニットも登場。
植物をモチーフにした、
レース模様が美しいクルーネックのニットは
春から秋まで活躍しそうです。
あたたかい季節に向かって芽吹き、
香り立つようなお洋服について、
つくり手のみなさんにお話をうかがいました。
スナップや、読者から募集した手づくり品もご紹介します。

08 オリジナル生地「Amibari」「Plants」で
どんなものを
つくりましたか?

「オリジナル生地「Amibari」や「Plants」で
どんなものを手づくりしましたか?」
読者の方に募集をした素敵な手づくり品を
ご紹介いたします。

<1>
お気に入りのパターンで、
編み針柄の春服。(@kanako さん)

 
ソーイングがお好きなkanakoさん。
Instagramにはワンピースや小物、
お子さんの洋服などマネをしたくなる、
可愛らしいハンドメイド作品が投稿されています。
「Amibari」アイボリーでつくってくださったのは、
春に着たくなるワンピース。
「もう何着もつくっている、
大好きなワークドレスのパターンで
つくりました。春服にぴったりです」
帽子とワイドパンツの組み合わせも素敵です!

<2>
大人っぽいギャザーキュロット。(@mayumi さん)

 
続いても、ソーイングや編み物がお好きな
mayumiさんのアイテム。
色彩豊かな手づくりアイテムが投稿に並びます。
つくってくださったのは、
「Amibari」ネイビーのギャザーキュロット!
着心地が気持ちよさそうな、
大人っぽい作品です。
「パターンは『check and stripes SEW HAPPY』
というソーイングブックに掲載されているもの。
履きやすくて、家でも外でも着られるので、
気に入っている形です。
実は、この生地で3枚目になります。
生地が残ったのでトップスもつくる予定です!」
サマーニットtachiaoiの完成もたのしみです。

<3>
アールデコドレスを半袖にアレンジ!(@midori さん)

 
さっそく「plants」sepia roseで
アールデコドレスをつくってくださったmidoriさん。
「春、夏、秋と長く着たいので、
半袖にアレンジしました。
前襟ぐりをミシンにかけるときは、
先端の高さが出てしまうため
ミシンが進まないこともありました。
そんな時は、同じ高さになるように
紙を折って挟んだりすると進みます」
とソーイングのアドバイスも教えてくださいました。
使い勝手やご自身の好みに合わせて、
アレンジするのも楽しいですね。

<4>
Amibari柄のお出かけバッグ。(@asa_lin_tsucchii さん)

 
オリジナル生地で、小物をつくってくださった方も!
編みものがお好きな様子がうかがえる
@asa__lin_tsucchiiさんは、
「Amibari」ネイビーでバッグをつくられました。
「Amibari模様のお出かけバッグです。
持ち手とバッグの口周りはベロア生地に。
手芸作家rollさんの『どんでん返しのバッグ』を
ヒントにつくりました」

<5>
編みもの道具を入れるためのポーチ。(@たかこさん)

 
目薬ポーチの編み図で棒針編みの練習を
されたという、たかこさん。
現在はソーイングも練習してくださっているそうで、
完成したのが「Amibari」アイボリーでつくった
「編みもの道具を入れるためのポーチ」。
「1mカットでポーチをつくりました。
どうしても編み針柄で編みもの道具入れをつくりたかったので、
不格好ながらも形になってよかったです。
生地が少し余ったので、
次はプロジェクトバッグをつくりたいです」
宝物入れのように、“好き”が詰まっていて、
とっても可愛らしい!
1mカットでもいろいろな冒険ができますね。
投稿いただいたみなさま、
ありがとうございました!
引き続き、あたらしい手づくりアイテムが
完成しましたら#miknitsで投稿ください。
自由に、気分よく、ソーイングもたのしみましょう。
2021-04-27-TUE