ほぼ日の水沢ダウン2021 秋の抽選販売

「ほぼ日の水沢ダウン2019」11月の販売がはじまります。
抽選販売の受付期間は、11月19日(金)~
12月1日(水)午前11時までです。
今年バージョンのほぼ日の水沢ダウンを手に入れる、
最後のチャンスです。
どうかお買い逃しのないよう、ご検討くださいね。
・・・とはいえ、大きなお買い物なので、
「じっさいに着たらどんなふうになるのかな?」
「自分が持っている服と合うかな?」
「どんな色のインナーと合わせれば良いのかな?」
というふうに、
「自分が着たらこうなる」というイメージを、
きちんと持っておきたいと思われるかたも、
いらっしゃると思います。
そこで、今年のほぼ日の水沢ダウンの、
撮影にまつわるスタイリングをお願いした
スタイリストの野崎未菜美さんに、
コーディネートのポイントや工夫をお伺いしてみました。
「冬のいい服」を、
街で「いい感じ」に着こなしていただくための、
ヒントになったらうれしいです。
野崎美菜美さんのプロフィールはこちら>

なにかとうれしい、
上品で、ちょうどよい着丈。ほぼ日の水沢ダウン2021 レディス・ロング

ほぼ日:
今年の裏地は、笹尾さんの絵画が
たくさんちりばめられたとくべつな柄になりました。
一見、個性的に見えるので
普段のワードローブとの合わせ方が
むずかしそうだと思ってしまう方も
いらっしゃるようです。
野崎さん:
たしかに今年の水沢ダウンの裏地は、
印象的な楽しい柄ですよね。
あえて、そこをポイントにした、
チラッと見えた時にアクセントとなるような
シックな印象の着こなしがおすすめです。
今回は、コーディネートによっては
かっちり見えるウール地のオールインワンに、
スニーカーを合わせ、少しスポーツテイストを加えた
アクティブなコーディネートにしてみました。
ほぼ日:
素敵です!オールインワンやスニーカー、
アイテム自体はカジュアルなイメージですが
素材やシルエット選びによって
シックにまとまって見えますね。
カジュアルになりすぎず、まさに、
街に着ていきたいコーディネートです。
野崎さん:
レディス・ロングはバランスの取りやすい丈感なので、
ゆったりしたシルエットのパンツも
だらしなく見えず上品な印象になりますよ。

ショート丈を、フェミニンに。ほぼ日の水沢ダウン2021 レディス・ショート

ほぼ日:
2021年から、レディスショートが復活しました。
ショート丈のダウンだと、どうしてもアウトドアのような
雰囲気になってしまうのですが、
女性らしく、街のダウンとして着こなすには
どうしたらよいでしょうか?
野崎さん:
そうですね。
こういった光沢感のあるフェミニンな
キャミソールワンピースを合わせてみてはいかがでしょう?
トップスにはフリースでアクティブな雰囲気ですが、
素材の風合いがやわらかい印象も作り出すので、
女性らしく着こなせると思います。

スーツにも合う、スマートな一品。ほぼ日の水沢ダウン2021 メンズ・ロング

ほぼ日:
メンズ・ロングは、肉厚感の少ないスリムなデザインで、
スーツなどにもあわせやすい丈感になっています。
じっさいにビジネスマンのかたが、
仕事の際に着用されることも多いそうで、
スマートな印象で着ていただけるモデルです。
野崎さん:
シルエットのきれいなロングには、
カジュアルなセットアップを合わせました。
フォーマルな印象になり、
またいつもとは違うイメージで
着こなしの幅が広がるかなと思います。
表地の黒は本当にいろんな洋服と相性がよく、
淡いグリーンのセットアップに
白のタートルを合わせたコーディネートも
黒で引き締まって、キリッと着こなせます。

差し色と合わせたい
メンズ・ショート。ほぼ日の水沢ダウン2021 メンズ・ショート

ほぼ日:
スポーティーなメンズ・ショートは、
機能面も充実していてアクティブな印象です。
ラフな格好にもぴったりだと思うのですが、
休日のお父さんのような、
リラックスムードになりすぎてしまう事も…。
街に出たくなるようなヌケ感を出すには
どうしたら良いでしょうか?
野崎さん:
思い切って、きれいな色のアイテムを
合わせてみてはいかがでしょうか?
今年のデザインは裏地がカラフルなので、
実はいろんな色と好相性なんです。
今回のスタイリングで合わせた
ブルーのシャツとカーキのパンツも
色のトーンを合わせると、
コーディネートがまとまりやすくなりますよ。
コンパクトなダウンは、
ルーズにならずバランス良く着こなせると思います。

いつもの日常着にプラスしてなかのダウン2021

ほぼ日:
半袖のインナーダウンってなかなか馴染みがない
個性的なかたちですよね。
着てしまえばだんだんと慣れてくるのですが、
やはり、合わせるアイテムに悩みます…。

野崎さん:
室内でも着られる「なかのダウン」は、
いつものコーディネートにプラスして
楽しむのが良いと思います。 今回はスポーティーな印象のコーディネートの中に
ニットベストと合わせてみました。
なかのダウンの、すこし光沢感のある素材は
ニットとも相性が良いです。
ほぼ日:
薄手のニットに合わせるの、良いですね!
素材感がちがう同じ黒の同系色でまとめるのも、
なんだか洗練された空気感で素敵です。
野崎さん:
「なかのダウン」は、コンパクトなサイズ感なので
今回合わせたような太めのパンツとも
バランスよく着こなせますよ。

野崎さん:
メンズのコーディネートは、
パーカーとカジュアルなパンツでラフに仕上げました。
「なかのダウン」を合わせることで一気にこなれた雰囲気に。 ほぼ日:
たしかに、「なかのダウン」が
シンプルなコーディネートのアクセントになっていますね。
野崎さん:
Vネックの首周りがスッキリしているので、
パーカーを合わせてもバランスが良いです。
冬はこの上にコートなど着てもごわつかずに
着こなしが広がりそうです。

表と裏で、ちがう顔なかのダウディガン2021

ほぼ日:
さきほどの「なかのダウン」もそうなのですが、
「なかのダウディガン」もリバーシブル仕様。
裏側も、ぜひ表にして着ていただきたいです。
野崎さん:
一見、裏地の柄と柄物のコーディネートは
難しいのかな?という印象がありますが、
ダークトーンのフローラルプリントのワンピースとも
相性がよくまとまりました。

ほぼ日:
たしかに、ダークトーンの柄ものだと
派手になりすぎず、気になりませんね。
裏地の柄自体も、
少し遠くからみると幾何学模様のようなので
意外と合わせるアイテムを選ばない発見がありました!

野崎さん:
一方、メンズのコーディネートは、
ブラウンのカットソーとブラックのパンツで合わせた
本当にシンプルなコーディネートにしてみました。 ほぼ日:
表はモードでシックな印象。
裏返すと「なかのダウディガン」が
主役のコーディネートですね。
中の洋服が同じに見えない!
野崎さん:
そうなんです。表と裏で印象もガラッと変わるので、
コーディネートのバリエーションも増えると思います。
かなりワイドなパンツを取り入れましたが、
ダウンがスッキリしているので野暮ったくなりません。

シンプルな装いも、華やかに。112 PAINTING SCARF

ほぼ日:
実は今回、
スカーフもつくってみました。
野崎さん:
あ、かわいいですね!
ダウンとおそろいなんですね。
ほぼ日:
ありがとうございます!
スカーフもつけてみたいけど
つけかたがわからないな、という人が多いと思います。
かんたんで、おしゃれに見えるつけかたを教えてほしいです。
野崎さん:
スカーフは1枚まくだけで、
コーディネートの印象がかわって、
べんりなアイテムなんですよ。
たとえば、こんな感じで、
スポーティなフリースのトップスですが、
ゆるっと合わせるとぐっと大人な印象になり素敵です。
それから、少し斜めに結ぶと
アシンメトリーな後ろ姿もとても可愛らしくなります。

ほぼ日:
これならできそうです! 野崎さん:
メンズもシンプルなトートバッグに、
スカーフを取り入れるだけでぐっとおしゃれな印象になります。
結び目を作ると可愛らしくなるので、
バッグの取手に通すだけでアクセントになりおすすめですです。

ほぼ日:
わ!これだけで、おしゃれ上級者にみえます。
ダウンとスカーフと、
秋冬のおしゃれがますます楽しくなりそうですね。
野崎さん、ありがとうございました!

スタイリストの岡尾美代子さんに師事後、独立。
ファッションから雑貨まで、幅広いジャンルで活躍中。
「ほぼ日」でも、アパレルブランドから手帳まで、
さまざまなシリーズでお世話になっています。