2023年4月1日から、
自転車利用者の全年齢での
「ヘルメット着用努力義務化」が実施されました。
自転車に乗る上で、ここ数年で、
いちばんおおきなルールの変化と言えるでしょう。
でも、そういえば、
自転車って、どこを走るのが正解なの?
自転車保険ってみんな入ってる?
などなど、あらためて聞かれると、
答えられないことも多くありませんか?
たのしく、そして安全に自転車に乗るために、
今、もういちど、
自転車のルールをおさらいしましょう。
2023年4月1日から、年齢に関係なく、
自転車に乗る人は
ヘルメット着用が努力義務となります。
ヘルメットは、
各自ぴったりサイズのものをつけましょう。
明るい昼間しか走らないのであれば、
ライトが装着されていなくても、
道交法には抵触しません。
それでも、
ライトは標準でつけているのがおすすめです。
点滅ライトは、自治体によって、
夜間用ライトとして、
不適切としているところもあるので、
しっかりと明るいもの
(夜間走行時に10m先の状況が確認できる明るさ)
を選びましょう。
ベルは装着が義務付けられています。
ところが、
歩行者に避けてもらうために
鳴らすのはNG。
左右の見通しの利かない交差点、
「警笛鳴らせ」の道路標識等により指定された場所など、
(見通しの利かない上り坂の頂上や
曲がりくねった山間部の道路等)で、つかいます。
それ以外では危険を防止するために、
やむおえない時を除き、
ベルを鳴らしてはいけません。
自転車が「歩道に歩行者がいて走れない」
と思ったなら、
その場で一時停止するか、
自転車から降りて歩くようにしましょう。
歩道を自転車が走行するときは、
車道側をいつでも止まれるスピートで
運転してくださいね。
鍵はだいじな愛車をまもるため、
ぜひつけてあげてください。
雨降りでよく見る光景、
自転車傘さし運転は、
視界の悪さや、
自転車が操作しにくくなることなどから
道交法で禁止されています。
好きな音楽を聞きながら
自転車にのるのも、
まわりの状況がわかりにくくなるためNG!
運転をしながらのスマホ操作も禁止です。
自転車は軽車両に区分されるため、
車道の左側を走るのが基本です。
対向の車が見えやすいからと、
自動車道を「逆走」するのは、
通行区分違反で3ヶ月以下の懲役、
または5万円以下の罰金となります。
自動車と同じ進行方向で運転しましょう。
歩道は「普通自動車歩道通行可」の
標識(※標識の絵が入る)があれば、
どちらの向きで
走っても構いませんが、
「車道寄りを徐行」するのが基本ルールです。
いつでも止まれるスピードで、
運転しましょう。
全国ほとんどの自治体で、
自転車損害賠償保険等への
加入が義務となっています。
(一部の都道府県では努力義務)
事故を起こしてしまったときに備えて、
自転車保険に入りましょう。