「ほぼ日」のジャムおじさん‥‥いつからか、
糸井重里は、そう呼ばれるようになっていました。
自宅のキッチンで、土鍋を使ってせっせとジャムをつくり、
たくさんできたら、まわりの人にもおすそわけ。
NHKの番組『月刊やさい通信』でも
じぶんでつくったいろんなジャムを紹介してきました。
しかし、いったいいつから
ジャムを好きになったのでしょうか。
糸井に話を聞いてみましょう。
ときどき糸井重里が
おいしい煮豆をつくったりしていることを
われわれ乗組員は知っていました。
ジャムもそれに似ていますので、
『まじめに、手を抜かずに』
という作業が好きなんだろうな、と思っていました。
その真剣さが続くのは、いったいどうしてでしょうか。
たくさんのくだものの皮をむいて種をとってカットして、
干して、砂糖にひと晩つけて、土鍋で煮込む。
ひとりでやるには、限界があります。
欲しがってもらっても、そんなに
差し上げることはできない。
どうにかできないかな、と思ったのが
今回のジャム販売のきっかけになりました。
そうして、相談をはじめて、サンクゼールさんに出会い、
この話を引き受けていただけることになりました。
特に、オーブンドライの工程は試行錯誤しました。
でも、乾燥させると、果実味が濃くなるんです。
これからのジャムについて、すでに糸井には
いろいろと考えがあるそうです。
(たとえば、あるジャムには
スパイスを入れる、など‥‥)
このお試しの「ゼロ年度」の1年、
ジャムをつくったり、食べたりして、
みなさまにご参加いただけるとうれしいです。
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