長時間キッチンに立つ飯島奈美さんに
欠かせない機能がたくさんつまったエプロンを、
機能性にすぐれるレディスウェアをつくるブランド
「lelill(レリル)」のデザイナー、
児玉洋樹さんと一緒につくりました。

この「ジレエプロン」は、ボタンをとめて紐を結ぶと
まるでワンピースや
ジャンスカ（ジャンパースカート）のようになる一着。
前を開けて羽織れば、
今どきのジレっぽく着ることもできます
（ジレはフランス語で、
ベストのような袖のないウエアのことです）。

まるで洋服のようなデザインですが、
一見普通に見えても、実は使う人に寄り添った、
まるで道具の様に使える機能性を有した
日常着というコンセプトでつくったこのエプロン。
はねる油や粉、水滴から
きちんと身体をカバーをする実用性を備えています。
財布や携帯電話が入る大きなポケット、
タオルをかけられるループ、
ペンホルダーなどのうれしい仕掛けは、
フードスタイリストとして
長時間スタジオでエプロンをつけて仕事をする
飯島さんならではのアイデアです。
脱ぎ着がしやすく、長時間着ていても肩がこらないよう、
立体パターンになっているところもポイントです。

ブラックは、綿の平織りの生地である「タイプライタークロス」。
強度があり、なおかつ薄く、
他の繊維と比べても耐熱性が高い素材です。
ブラックは「カジュアルめ」で
長く愛用していったときにデニムのような味が出ます。

新色の「みずいろ」は、
明るくややラベンダーがかったきれいなブルーが特徴。
幅の広いコーディネートが可能です。
コットン100％の細い糸を高密度で織ったシャツ生地で、
ブラックと同様、薄いのに強度があり、
他の繊維と比べても耐熱性が高い素材です。
ブラックに比べて、
さらに、やや軽めになっています。

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最初の打ち合わせの、
「エプロンに見えない、洋服みたいなエプロンが欲しい!」
という奈美さんの一言から試作を重ね、
どこにもない....といいますか、
他の人はここまでやりたがらないであろう、
唯一無二な女性の為のエプロンができました。
エプロンには少ないVネックのラインと、
前を開けて着た際の軽さが特徴です。
更にウエストには
トンネルループを通して固定する紐もついているので
こちらも洋服の様にインナーに応じて
スタイリングが調整出来るのもポイントです。

「このエプロンは、ほぼ服である」
というコンセプトですから、
着けたまま買い物や外出にも行けて、
汚れも気にせずに、おしゃれ感もきちんと。
是非ご自分のお好きな服との
コーディネートも楽しんで着用して欲しいと思います。
ネイビーや黒のシックなトーンでも、
オレンジや赤などの発色の良い
赤味のカラーもステキだと思います。
実は上にコートを合わせてもおしゃれです。

お客様の対応が多い、
そのまま買い物に行きたい、
おしゃれなエプロンがなかなかない、
機能性の高いエプロンが欲しい、などの、
未だ「これだ!」と思えるエプロンに
出会えていない方に、
是非手に取っていただきたいのと同時に、
これはエプロンであり、洋服でもある
ハイブリッドな商品なので、
「ちょっとおしゃれでとても機能的な服を見つけた!」
という感覚でお使いいただければ幸いです。

(lelillデザイナー 児玉洋樹さん)