決まった美しさにとらわれず、
その人自身の良さを引き出すような
ヘアメイクをほどこしてくれる、
ヘアメイクアップアーティストの草場妙子さん。
パールについてお話を伺う企画を考えたとき、
まっさきに頭に浮かんだのが草場さんでした。
草場さんといえば仕事の現場でパールのピアスを
よく身につけられていて、
誠実でしっかりとしたお仕事ぶりとパールが
ぴったりよく似合っている印象がありました。
今回は、草場さんが日常的に愛用されている
パールを見せていただきました。
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「外に出かけるときに
ピアスはほぼ必ずつけています」と草場さん。
アクセサリーは装いを整えてくれて、
外に出ていく気持ちを高めてくれる、
日々の生活に欠かせない存在です。
「シャツとパンツなど
プレーンな格好が多いので、
華やかさや女性らしさをひとさじ加えたくて
アクセサリーを身につけることが多いです。
気持ちの切り替えにもなっています」。
人の肌に触れることが多いので、
仕事柄、指輪は身につけないという草場さん。
必然的にピアスが増えていきました。
なかでもパールのピアスは、
“いちばんしっくりくる”存在なんだそう。
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「パールを身につけると
自分の気持ちがキリッとする感覚があります。
たったひと粒の小さなものですが、
装いに加えることで『今日も整った』と思えるんです」。
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15年ほど愛用しているパールのピアスは、ミキモトのもの。
長く使えるものを持っておきたいと、
ベーシックなタイプを選びました。
「パールはさまざまなサイズがあると思うのですが、
これは大きすぎず小さすぎない、
私の耳たぶと相性の良いサイズが気に入っています。
仕事のときはもちろんプライベートでも身につけやすくて、
とても助けてもらっています」。
ほかにもさまざまなバリエーションの
パールのピアスを愛用されています。
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「イヤーカフはカジュアルで、
身につける場面を想像できなかったのですが、
これは小さなパールが上品で、
わたしのワードローブにも合うのではないかと思いました。
デザイン性が高くて、
コーディネートのアクセントになります。
イミテーションですが、奥のディオールのピアスは、
キャッチ部分に大きさのことなるパールがついていて、
ちらっと見えるのがかわいらしいんです」。
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「スクエアのピアスは
ケシパールがぎゅっとつまっていて素敵。
形も相まって、クールな印象になります」。
たくさんのアクセサリーを持っていない、と草場さん。
厳選されて選ばれたのはどんなものなのか、
ほかにもお気に入りのピアスも見せていただきました。
「シルバーのハートのピアスは、
大人っぽいのにかわいらしいデザインがお気に入り。
色がほしいときは、ピンクトルマリンのピアスを。
つけるだけでテンションがあがります」。
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デザイン性がユニークだったり色味がかわいかったり、
小ぶりだけれど個性的なピアスたちです。
「好みが決まっているわけではないのですが、
シンプルなものが好きです。
あとは単色で、大ぶりではないもの。
揺れないピアスのほうが、
耳たぶにキュッとまとまっている感じが心地よく、
自分らしいと感じます」。
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「こうして並べてみると、
おばあちゃんになっても身につけたいと思える
クラシカルなものが多いですね」と草場さん。
そのなかでもパールは長く身につけられる、
とびきりの美しさを放っていると話します。
「パールは、光り方が肌の感じと近い気がします。
表面はマットだけれど、ほんの少し透け感があり、
内側から発光するような美しさがある。
わたしが好きなヘアメイクの感じと、
似ているのかもしれないと思いました」。
肌とひとつながりになっているような
草場さんのパールのピアスは、
どれも雰囲気がことなりますが、
草場さんにとても似合っていました。
(つづきます。)