忘れてきた花束。
糸井重里が、ほぼ日刊イトイ新聞に、毎日、一日も休まず、書き続けている原稿。そして、日に何度か発信されるツイート。また、日常的に撮っている写真と、そこに添えられたことば。
それらのことばと写真を1年の区切りで集めて、選りすぐり、並べ直し、流れをつくり、ほかの人の絵や文字を要所に加えて1冊の本にパッケージする。それも、とびきり丁寧なデザインで。
それが、「小さいことば」シリーズの本です。今年も、最新作となる1冊ができました。タイトルは、『忘れてきた花束。』。装画は、ミロコマチコさんにお願いしました。
いつも思うのですが、今年の本もとってもいい仕上がりです。絵もデザインも製本もすばらしい。なにより、収められていることばが今年もいいんです。
時間をつぶすためにも、明日をたのしくするためにも、誰かをたすけるためにも、きっと、ちからを発揮してくれる本だと思います。
どうぞ、今年も、今年の本を、おたのしみください。
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忘れてきた花束。
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
ページ数:324ページ
ISBN:978-4-86501-181-4
知っておいてほしいこと
- 表紙カバーについて
- 素材の質感も含めてお楽しみいただけるよう
表紙カバーには「タントセレクト」という
織りに特徴のある紙を採用しました。
『小さいことばを歌う場所』から続く、
シリーズ伝統の紙です。
紙そのものに硬さがありますので、
折りたたんだり、摩擦を加えたりすると、
印刷のかすれやひび割れ、繊維のはがれが
わずかに生じる可能性があります。
また、質感や肌触りを重視したため、
表紙カバーにはフィルム加工などの
保護加工を施しておりません。
持ち運びをくりかえすことで、
かすれやひび割れ、繊維のはがれなどが、
一般的な本よりも少し早めに生じる可能性があります。
風合いや経年変化を本の個性として
受け止めていただけるとさいわいです。
「タントセレクト」という紙そのものは
強さと硬さのある、丈夫な紙ですので、
過度に気遣うことなく、お読みください。 - ページ外側部分の仕様について
- ページの角を丸く仕上げる加工は
職人さんによる手作業によるものです。
そのため、一冊一冊に個体差があります。
また、本によっては、
ページの外側を染めるインクが
わずかにページの内部へ
染み込んでいる可能性もあります。
丸く仕上げる加工も、外側に色をつけるのも、
本が独特の表情と風合いを持つ、
個性的な本に仕上がるよう、
あえて選択した仕様です。
どうぞ、手に取って、ページを繰りながら
この本のもつさまざまな表情を
お楽しみいただければさいわいです。