羊どろぼう。
糸井重里が1年間に書いたほぼすべての原稿、そして、ツイッターにつぶやいたことばのなかから、こころに残ることばを厳選し、ぎゅっと凝縮した本。それが、2007年から続いている「小さいことば」シリーズ『羊どろぼう。』です。
本のあちこちに踊るように散らばっているのは、膨大なことばのなかからじっくり絞り込まれた227個の「小さいことば」たち。
それは、ときに詩のようだったり、思わず微笑むようなユーモアだったり、しみじみしたエッセイだったり、ちょっとした名言だったり、日常のなかで発見した法則だったり、ただの冗談だったり‥‥。どれもみじかいことばばかりですが、きっと、読んだあと、あなたになにかをもたらすはずです。
本のなかには、糸井重里の写真日記「気まぐれカメら」からの写真もふんだんに掲載されてます。あと、何人かのゲストの方からちょっとしたメッセージが、本のどこかに。
すぐに読めて、長く読めて、何度も読めて、そこにあるだけでも、うれしくなる。そんな本に、仕上がりました。
どうぞ、あなた用の1冊も。
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羊どろぼう。
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
ページ数:308ページ
知っておいてほしいこと
- 表紙カバーについて
- 素材の質感も含めてお楽しみいただけるよう
表紙カバーには「タントセレクト」という
織りに特徴のある紙を採用しました。
『小さいことばを歌う場所』から続く、
シリーズ伝統の紙です。
紙そのものに硬さがありますので、
折りたたんだり、摩擦を加えたりすると、
印刷のかすれやひび割れ、繊維のはがれが
わずかに生じる可能性があります。
また、質感や肌触りを重視したため、
表紙カバーにはフィルム加工などの
保護加工を施しておりません。
持ち運びをくりかえすことで、
かすれやひび割れ、繊維のはがれなどが、
一般的な本よりも少し早めに生じる可能性があります。
風合いや経年変化を本の個性として
受け止めていただけるとさいわいです。
「タントセレクト」という紙そのものは
強さと硬さのある、丈夫な紙ですので、
過度に気遣うことなく、お読みください。
また、カバーをとった表紙には
「羊毛紙」という紙をつかっています。
これは、実際の羊の毛が、
紙に織り込まれているのが特徴です。
羊毛がどんな風に織り込まれているかは
一冊一冊、まったく異なります。 - ページ外側部分の仕様について
- ページの角を丸く仕上げる加工は
職人さんによる手作業によるものです。
そのため、一冊一冊に個体差があります。
また、本によっては、
ページの外側を染めるインクが
わずかにページの内部へ
染み込んでいる可能性もあります。
丸く仕上げる加工も、外側に色をつけるのも、
本が独特の表情と風合いを持つ、
個性的な本に仕上がるよう、
あえて選択した仕様です。
どうぞ、手に取って、ページを繰りながら
この本のもつさまざまな表情を
お楽しみいただければさいわいです。