ポーセリンダイアル(陶磁器製の文字盤)に
センターセコンドという、
非常に稀少な組み合わせの1930年代モデルです。
白磁器ポーセリンのダイアルは、
つくられた当時の色合いをいまも残しており、
そのなめらかな白と、漆黒で描かれたクラシカルな数字、
蒼く輝くブルースティールの秒針が、
美しいコントラストを描いています。
同社同年代においては珍しいステンレスラウンドケースは、
平たく段差のつけられたステップベゼル仕様で、
立体的で武骨なデザイン。
リューズは巻きやすく大きい造りながらも、
ケースシェイプを損なわないように薄く収められています。
小振りサイズながら、力強い確かな存在感と
普遍的な繊細さを持ち合わせた、
これぞアンティークという逸品です。
年代:1937年
機械種類:手巻
ケース素材:ステンレススチール
ケース径:28.5 mm
ラグ幅:16 mm
嵌合形状:固定式
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ロンドンを中心に、イギリスで買い付けた、
1900年代初頭から1970年代までの腕時計を取り扱う、
アンティーク腕時計専門店。
アンティークウォッチディーラーの有竹重治氏が、
自ら厳選したヨーロピアンアンティーク時計を
紹介する場として、2004年に設立しました。
東京は表参道にあるショップは、
ボーダー研究所主任研究員の井伊さんもよく訪れる、
とてもすてきなお店。
現代では及びもつかない手間をかけて創られた、
ヴィンテージウォッチの世界をご堪能いただけます。