‘Taonaus’ The First Collection - ほぼ日刊イトイ新聞

はじめまして。
ほぼ日オリジナルのアパレルブランド
「Taonaus（タオナス）」です。

Taonausは、自分たちにできる範囲で
環境に配慮した活動に取り組んでいます。

環境を守る活動のひとつに、
だれもがすぐに
はじめることができることがあります。
それは、洋服を大切に長く着るということです。

そんな簡単なこと？とお思いになるかもしれませんが、
環境省が発表している情報によると、
「安く手に入れて流行のシーズンが終わったら手放す」
というサイクルを見直し、現在よりも１年長く着るだけで
日本全体として約３万t以上（！）もの
廃棄量の削減につながるそうです。
(出典：環境省ホームページ「SUSTAINABLE FASHION」)

洋服は、適切なケアをすることで
状態を保ち、長持ちします。
簡単なものではありますが、
ご自宅でできるケアの方法をまとめましたので
お役立てください。

2024.10.24 AM11:00 Debut！

コットンカシミヤのお手入れ方法

素材についてくわしくはこちら ▶

洗う前に

色の濃いものと薄いものを分けましょう。
一緒に洗うと色移りすることがあります。

手洗いの場合は、白、淡い色、濃い色の順で洗います。

ボタンなどがあるものは、とめてから洗ってください。

洗剤はよく溶かしてください。
洗剤を直接ふりかけたり、量が多過ぎると、
色落ちや生地を傷める原因になります。
洗剤をじゅうぶんに溶かしてから
洗濯物を入れることが大切です。

洗う手順

手洗いの場合
液温は、40℃以下にしてください。
ゆったりとした容器を使って、
短時間で軽くふり洗い、または押し洗いしてください。
もみ洗いやねじり絞りは、
型くずれや素材を傷める原因となるので、避けてください。

洗剤について
蛍光増白剤が入っていない、中性洗剤を使用してください。
おしゃれ着用洗剤の使用をおすすめします。

柔軟剤について
柔軟剤のご使用は避けてください。
カシミヤの自然な柔らかさが損なわれてしまいます。

漂白剤について
塩素系、酸素系ともに、漂白剤のご使用は避けてください。

干し方
短時間で脱水をしたら、すぐに陰干しします。
濡れたまま放っておくと、色のにじみ、色移り、シワの原因になります。
直射日光の当たらない風通しのよい日陰に吊り干してください。

直射日光による紫外線は、黄ばみや色あせ、
素材を傷める原因になるので避けてください。

乾燥機のご使用は避けてください。
縮み、風合いの劣化の原因になります。

干す時のハンガーのおすすめ

干す時には、全体に滑り止めがついた、
肩先がゆるやかなカーブ状のハンガーをおすすめします。
滑り止めによって、洋服の重みで首元が伸びたり、
肩の部分に負荷がかかるのを軽減できます。
さらに、ハンガー跡がつきにくく、
型崩れ防止になります。

洗濯後の斜行（ねじれ）の原因
コットンカシミヤの生地は
単糸天竺という、紡績した１本のままの糸を
編んでつくられています。
それにより、洗濯すると糸の繊維が膨潤して
撚りと逆方向に戻ろうする動きによって
斜行（ねじれ）が発生してしまいます。
濡れて斜行した生地は、乾くと元に戻ります。

① 洗濯機から取り出してすぐの状態。
本来中心にくるバックデザインを目印にすると、
斜行がよくわかります。

② 30分後。だんだんと元の状態にもどってきました。

③ 完全に乾いた状態。中心線も元に戻っています。

袖口、裾などの細い箇所は例外で、
乾燥しても斜行がすこし残ります。
これもデザインの一部としてご理解ください。

▲洗濯後のタートルネックロンTの首元。

▲洗濯後のタートルネックロンTの裾部分。

シワができたときは

スチームでケアすれば、簡単にシワが消えます。

収納方法

収納するところまで丁寧に扱いましょう。
湿気が少しでも残っていると、シワや変色、
カビの原因になるので、
よく乾かしてから収納します。

長期でハンガー保管すると、
洋服自体の重みで首元が伸びたり、
肩に重さが集中することで
型崩れの原因になりますので避けてください。
シワを伸ばしてから、畳んで保管してください。

ガーゼテレコのお手入れ方法

素材についてくわしくはこちら ▶

洗う前に

色の濃いものと薄いものを分けましょう。
一緒に洗うと色移りすることがあります。

手洗いの場合は、白、淡い色、濃い色の順で洗います。

ボタンなどがあるものは、とめてから洗ってください。

洗う手順

洗剤について
蛍光増白剤が入っていない、中性洗剤を使用してください。
おしゃれ着用洗剤の使用をおすすめします。

柔軟剤について
柔軟剤のご使用は避けてください。

漂白剤について
塩素系、酸素系ともに、漂白剤のご使用は避けてください。

干し方
短時間で脱水をしたら、すぐに陰干しします。
濡れたまま放っておくと、色のにじみ、色移り、シワの原因になります。
直射日光の当たらない風通しのよい日陰に平干してください。

直射日光による紫外線は、黄ばみや色あせ、
素材を傷める原因になるので避けてください。

乾燥機のご使用は避けてください。
縮み、風合いの劣化の原因になります。

シワができたときは

スチームでケアすれば、簡単にシワが消えます。

収納方法

ウールヘリンボーンのお手入れ方法

素材についてくわしくはこちら ▶

洗う前に

色の濃いものと薄いものを分けましょう。
一緒に洗うと色移りすることがあります。

手洗いの場合は、白、淡い色、濃い色の順で洗います。

ボタンなどがあるものは、とめてから洗ってください。

洗う手順

干し方のおすすめ

普段どおりに干してもOKですが、
パンツの裾を、ハンガーのピンチで挟み、
逆さにして干す方法をご紹介します。

パンツのセンターラインに合わせてピンチで挟むことで、
折り目をしっかりつけながら乾かすことができます。

また、洗濯後の濡れて重くなっている
ウエスト部分を下にして干すため、
パンツ自体の重さでシワが伸びる効果もあります。

逆さ干し用のパンツハンガーなどもあるので、
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

シワができたときは

スチームでケアすれば、簡単にシワが消えます。
アイロンをする場合は、温度を150℃までとし、
あて布をしてかけてください。
付属部分（ボタンなど）にはアイロンをかけないでください。

収納方法

収納するところまで丁寧に扱いましょう。
湿気が少しでも残っていると、シワや変色、
カビの原因になるので、
よく乾かしてから収納してください。