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「ほぼ日手帳2006 SPRING」は、
3月はじまりの手帳ですが、
昨年末に12月はじまりバージョンを
買いそびれてしまった方や、
年末には、欲しいと思っていなかったけれど、
これから手帳が必要だなあという方にも、
この機会にぜひ手にとっていただきたいと思っています。
今回は、
「手帳は、使いはじめたいときに使えばいいですよ」
とおっしゃる編集者の方をご紹介します。
写真集や書籍の編集者の荒木重光さんです。
荒木さんは、今年はじめて、
「ほぼ日手帳」をお使いになっているそうですが、
はじめてとは思えないくらいの“使いっぷり”です。


荒木重光さん
ブルースインターアクションズの編集者。




僕は、もともといろいろなことを
書いておくタイプの人間なのですが、
いままでは、スケジュール帳とメモ帳は分けていて、
ちょっとしたアイデアやネタは、
本の束見本に書き込んでいたんです。
編集の仕事をしているので、
いらなくなった束見本は、たくさんありますから、
それに、自分が考えたことなどをメモしていました。
そうやって、ずっとやってきたのですが、
手帳とメモ帳を2冊持ち歩くのって、
やっぱりめんどうなんです。
「ほぼ日手帳」は、スケジュールとメモが
1冊におさまるのがいいですよね。

「ほぼ日手帳」を使いはじめる前までは、
薄いマンスリータイプの手帳を使っていたのですが、
それだと、1日のマス目に、
一言くらいしか書き込めないんですよ。
なので「時間を忘れたらマズいぞ」というような、
特に重要な予定のみを書いていました。
でも、実際、1日って、
ひとつの仕事や用事だけでは終わらないんですよね。
その点、「ほぼ日手帳」は、いろいろ書き込めます。
この文庫本サイズは、1日のことを書き込むのに、
大きすぎず、ほどよいスペースだなと思います。
使いはじめる前までは、
一瞬、重いかなと思ったのですが、
実際に使いはじめてみると、
この重さじゃないと物足りなくなってきました。

「ほぼ日手帳」を使うようになってよかったことは、
書くスペースがたっぷりあるので、
書き留めておきたいようなことに出会った、
まさにその瞬間に、書き込むことができることです。
たとえば、つい最近で言いますと、
チャップリンの『独裁者』を見ていたのですが、
ラストシーンのセリフにすごく感動して、
「これは、スゴイ!」って、
思わず、ラストシーンの台詞をすべて、
「ほぼ日手帳」に書き写したんですよ。
DVDを止めながら、
全フレーズ、一言一句もれなく書きました。


ページいっぱいに
チャップリンの『独裁者』のラストシーンのフレーズが!


本でも、いいなと思うフレーズがあったら、
読んだその日のページに書いておくと、
あとで読み返したときに、
「ああ、このときの俺は、
 こんなところではっとしたんだ」
なんてことがわかって面白いですよね。


「方眼は、いいですね。
 書き込みやすいですし、絵も描けます。
 ドラマの中で、
 オダギリジョーさんが着ていたジャージが
 かっこよかったので、思わず描いちゃいました。」
ほぼ日註:
ドラマのタイトルが『特捜刑事』となっていますが、
『時効警察』の書きまつがいです。



「雑誌に『才能占い』というのが載っていて、
 僕、その占いで、今年の運気が一番よかったんですよ!
 たかが占いっていうことは、よくわかっているのですが、
 自分を励ますために、その記事を切り抜いて
 『今年もがんばれよ、お前』という意味で貼っちゃいました。
 今年は、それ以外の占いは、一切信じないと決めています。」




カバー・オン・カバーの中に、
ポストカードを入れられるところも、気に入っています。
いま僕が入れているのは、
自分が編集した本のフライヤーなんですよ。



フライヤーはすべてこのサイズなので、
ぴったりと入るんですよね。
最初は、何気なくカバー・オン・カバーに
フライヤーをはさんでいたのですが、
たとえば、打ち合わせのときに、
手帳をずっと机の上に置いておけば、
本の宣伝にもなりますから、
「これはナイスアイディア!」と思いました。
フライヤーがないときは、
映画の試写会の招待状をいただいたときに、
観たい作品を忘れないように、入れたりしてます。
なので、試写状は文庫本サイズにして、
って思いますね(笑)。
あと、自分も本のフライヤーをつくるときは、
文庫本サイズにしようって思いました。
とくに、「ほぼ日手帳」を使っている人には
入れておいてもらえるように!



結局、僕が「ほぼ日手帳」を使いはじめて思ったことは、
12月はじまりだろうと、3月はじまりだろうと、
この手帳はすごく使えるよ
、ということです。
極端なことを言えば、10月から必要な人は、
10月から使えばいいと思います。
何月にスタートしても関係ないですよ。
自分が使いはじめたいときに
使いはじめればいいと思うんですよね。

「ほぼ日手帳」は、
何か書き込みたくなるような手帳だったから、
僕も、この手帳を使おうと思ったのだと思います。
「ほぼ日手帳」を使いはじめて、
なんて言うんだろう、生活がたのしくなってきてます。
携帯に、ただ何をするといった記録だけを書くような
予定の立てかたって、
あまり生活に広がりがないというか‥‥。
たとえば、さきほどお話しした、
チャップリンの『独裁者』も、
たまたまそこに、書くスペースがあったから、
「書いておこう」って思ったわけですし、
書いたら書いたで、あとで読み返すと面白いんですよね。
もちろん、何も書いていない白紙の日もあるんですけれど、
たとえば日付けに関係なくメモしたいときは、
前のページに遡って、メモしたりしてますね。

これはほんとうに、つくづく思ったのは、
「ほぼ日手帳」を使いはじめてから、
「なんて、いままで貧しい手帳生活を
 送っていたんだろう!」
ということでした。
手帳はこんなに豊かな物だったんだっていう、
新たな発見がありましたね。



荒木さん、どうもありがとうございました!
荒木さんは、こちらが、
「その使い方、いいですね!」と連発してしまうほど、
とってもたのしそうに
「ほぼ日手帳」を使っていらっしゃいました。

荒木さんも、
「手帳は、何月から使いはじめてもいいと思いますよ」
とおっしゃっていましたが、
実際に、ロフトの方に聞いたところによると、
年々12月以外の月に、
手帳を購入する人の数が増えているそうですよ。
昨年末に「ほぼ日手帳」を買いそびれてしまった方や、
最近になって、手帳が必要だなと感じた方などは、
ぜひ、この機会に、
「ほぼ日手帳2006 SPRING」をどうぞ。
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