「ほぼ日手帳」の特長のひとつに「方眼」があります。
メインとなる1日ページだけでなく、
年間カレンダー、年間インデックス、月間カレンダーと
ほとんどのページの地に「方眼」が薄く印刷されています。
文字を書くときのガイドにもなるし、
グラフや間取りなどを書くときにも便利につかえる。
それでいて、イラストやラフなどを
自由に描きたいときに気にならない。
そんな「方眼」は「ほぼ日手帳」に
なくてはならない仕様のひとつです。
この「方眼」は、2002年版の「ほぼ日手帳」、
つまり最初の「ほぼ日手帳」から採用されているのですが、
じつは、その大きさが数回、わずかに調整されています。
2002年版では3ミリ四方だった「方眼」が、
2003年版から2008年版までは4ミリ四方に。
そして、佐藤卓さんが全面的にデザインを見直した
2009年版では、3.45ミリ四方に。
そして2010年版以降は、
さらなるチューニングの結果、
3.7ミリ四方という仕様に落ち着きました。
ユーザーの意見を聞き、
佐藤卓さんとスタッフで何度も検証と議論を重ね、
出た結論が「3.7ミリ四方の方眼」でした。
ちなみに、月間カレンダーだけは
きれいに1ヶ月が収まるように
2010年以降も3.45ミリ方眼を採用しています。
ご存知でした?
(針生) |