大晦日ですね。
2011年も今日で終わりですね。
いろいろなことがあった1年でした。
あなたにとって、今年はどんな1年でしたか。
ほぼ日手帳のポータルサイトには、
「なんでもない日、おめでとう。」という
みなさんの「なんでもない日」の写真と言葉を
掲載する小さなコンテンツがあります。
いつも送っていただいている方に
ちいさなお子さん方のママさんがいらっしゃいます。
昨年のほぼ日手帳に貼ったものだという
お子さんの写真と、そこに添えられた言葉を
私たちはいつもたのしみにしていたのでした。
今年の3月中旬頃にいただいたメールに
メッセージがありました。
3月11日の津波で家が流されて
仮設住宅で過ごしています、と書かれていました。
さいわいご家族はみんな無事だったそうです。
4月には、こんな言葉をいただきました。
「このお散歩コースも、
お花を植えた自宅の庭もなくなってしまったけれど、
家族そろって元気にすごせていることに
感謝するばかりです。
日本中のみなさんの暖かい気持ちを頂戴しながら、
少しずつでも前にすすんでいきたいと思っています。」
12月のある日、
いつものように送ってくださったメールを開きました。
メールに添えられた写真は、
昨年のものではありませんでした。
「家はなくし、新しい家族を得た激動の一年でした。
今日は母の誕生日。
子供たちと同じ速度で日々成長を目標に!」
2011年、ありがとうございました。
みなさまの新しい年が幸ある年でありますように。
2012年も、ほぼ日手帳をどうぞよろしくお願いします。
(池本) |