2012.02.05
「ダーラナの春」は、
 出会いのカバー。

こんにちは、さくらです。
今日はスプリング限定カバー、
「ダーラナの春」にまつわる
ちょっとした思い出話をさせてください。

今回、「ダーラナの春」のスライドショーで
使われた写真を撮ってくれたのは、
スウェーデン在住のカメラマン、直子さん。
直子さんは、もともとほぼ日手帳ユーザーで、
ハラマキのデザインもお願いしたことのある、
テキスタイルデザイナーの有田昌史さんのご紹介で知り合いました。
それも、もう3年前くらいの出来事です。

当時、直子さんはストックホルム中心街に近いマンションに住んでいたのですが、
最近、森の中の小さな家に引っ越したそうです。
「庭にはリンゴの樹があって、
 朝、鹿がりんご目当てでお庭に来るんだよ」なんていう、
物語のようなすてきな話を聞いて、
遠い日本から、スウェーデンに思いを馳せていました。

スプリングに「ダーラナの春」を決めて、
プロモーションをどうしよう、
と手帳チームのみんなで話しているとき、
ふと直子さんを思い出して、
仕事納めの12月28日の23時過ぎ(スウェーデンは15時くらい)に、
Skypeのビデオ電話で手帳チームと顔合わせをして、
FEDEXでカバーをスウェーデンに送って、
年明け3日からたくさんの写真を撮ってもらいました。

私たちは、直子さんに、こんなふうにお願いしました。
「ストックホルムから、ダーラヘストまでの小旅行をしてください。
 ダーラナ地方をはじめて訪れるような感覚で、
 直子さんが『すてき!』と思うところを写真に撮って来てほしいです」
そんなふうにして撮ってもらった、ダーラヘストのふるさと。
スライドショーに全部の写真はつかえませんでしたが、
どれもこれも、「かわいい! かわいすぎる!」ものばかり。

写っている人の笑顔も、とってもすてき。
どの人も「ほぼ日手帳」を見るのは、もちろんはじめて。
直子さんからのメールには
「自分たちの土地の大事なダーラヘストが、
 遠い日本でたくさんの人の手元に届くことを、
 とても喜んでくれているよ」とありました。
いつか、「ダーラナの春」のカバーをつかっている
誰かがスウェーデンに行って、
ほぼ日手帳をきっかけにおしゃべりがはじまったり、
忘れられない出会いがあったら、すてきだなぁって思っています。

(さくら)