2012.03.09
急遽つけ加えたページ、
「もしもの時にそなえて、
 準備した方がよいもの」。

「ほぼ日手帳2012」の巻末には、
「もしもの時にそなえて、
 日ごろから準備しておいた方がよいもの。」
というページが設けてあります。

東日本大震災があった3月11日、
私たちはちょうど「ほぼ日手帳2012」の
企画を進めていました。
東京は、直接的な被害はまぬがれたものの、
災害の恐ろしさを身をもって感じました。

そして、なにか自分たちに
できることはないだろうかと話し合い、
当時、固まりつつあった
「ほぼ日手帳2012」のおまけページの内容を急遽変更。
もしもの時に冷静に行動するための助けになるように、
日ごろから準備を心がけておくべき非常時持ち出し品と
家庭や会社などに備蓄しておくべき品々の
リストのページを用意することにしました。

リストアップされているものは、総務省消防庁による
「わたしの防災サバイバル手帳」を参考にしつつ、
他に考えられるものを少し追記しました。
しかし、ここにリストアップされているものは
あくまで最低限のもので、家族構成や居住環境など、
ひとによって追加で準備しておく必要があるものが
いろいろあると思います。

ぜひ、手帳のリストを参考にして、
あなただけのもしもの時リストを完成させ、
実際にリュックサックなどに入れて、
いざというときの備えにしていただければと思います。

ちなみに弊社でも、
災害にそなえて必要なことをみんなで話し合い、
非常時持ち出し品をリストアップして、
実際の荷物にまとめてあります。

その模様は「その話し合いをしておこう。」という
コンテンツでご覧頂けますので、
是非チェックしてみてください。

間もなく東日本大震災から1年。
まだまだ傷は癒えていませんが、
自分たちにできることを考え、
もしものときに備えていきたいと思います。

(むねひろ)