2012.05.17
文字を読むだけじゃない!
「ルーペ」には
使いどころが意外にあります。

「ほぼ日ストア」では、
手帳本体やカバーだけでなく、
「ほぼ日手帳」といっしょに使うと便利な
文房具もたくさん取りそろえています。

本日は、そのなかから、「ルーペ」をご紹介します。
おそらく、これまであまり気にしてなかった、
という方が多いのではないでしょうか?
ルーペ、なかなか便利なんです。

「ほぼ日ストア」でのルーペの取り扱いは2種類あります。
コンパクトでスタンダードな
「カードサイズスタイル ルーペ」
ライト付きカード型ルーペ「イージーポケット」です。
どちらのルーペも倍率は3倍でカードサイズ。
「ほぼ日手帳」のカードポケットにすっきり収まります。
「イージーポケット」には、
LEDのライトがついていますので、
薄暗い場所でも使うことができます。


カードサイズスタイル ルーペ


イージーポケット

「ほぼ日手帳 WEEKS」に付属している
「ほぼ日の路線図 WEEKS版」や「ほぼ日の路線図」で、
目的の駅を探すときなどに使うと、
見るのが楽になりそうです。
なにしろこの「路線図」、詰め込まれた情報量が圧倒的なので、
ルーペとの相性はばっちりです。

今回の紹介にあたって、ほかにもいくつか、
自分の身のまわりで使い所はないか、
「カードサイズスタイル ルーペ」を使って探りました。

お気に入りの服から、糸がヒョロッとでていました。
無理に引っ張って穴が開いては困るので、
ルーペで確認してみます。
正直なところ、判断は難しかったのですが、
別のケースでは、何かの助けになるかもしれません。

ハリスツイードの織り模様がとても複雑で、
どうなっているのか気になったので、見てみました。
糸そのものが複雑な色の組み合わせなんですね。
表面にはよれた糸が絡まっていて、
いい表情をつくっています。
ラベルの文字の刺繍も縫い目が確認できて、
「こうなっていたのか」とちょっとした驚きもある、
とてもいい体験でした。
熱心に観察していたところ、周囲の乗組員たちから
「‥‥なにをやってるんですか?」
と怪訝な顔をされましたが、
気にせず、ルーペでの観察を続けてみることにします。

趣味で作った電子工作です。
とても小さいところに書かれた線の色によって、
部品を区別しなければなりませんでした。
もう完成してしまったので、
あらためて使うことはありませんが、
作った時には確認するだけで疲れてしまったので、
ルーペがあればよかったなと思います。
しかし、ルーペもなしに、我ながら、よくやりました。
満足げに眺めていたら、周囲の乗組員から
「‥‥なにをニヤニヤ眺めてるんですか?」
と訊かれました。気にしません。

紙幣の一部にはとても小さな文字が印刷されています。
これは、ぎりぎり読めるか読めないか。
写真ではまったく読めませんが、
「5000」の文字の下と左にある文字が書いてあります。
話のタネに、ぜひ確認してみてください。
お札にはこのほかにも
いろんな文字が人知れず印刷されていて、
それを探すのに没頭してしまいました。
背後で、乗組員たちが
「いったいなにをしてるんだ?」「大丈夫か?」と
ひそひそ話す声が聞こえましたが、気にしませんとも。

このように、机の周りを
あちこちルーペで眺めるだけでも、
たのしい発見がいくつもありました。
たしかに、「絶対必要!」というわけではないと思いますが、
手帳にルーペをちょっと忍ばせておけば、
「あってよかったかも」と思える場面が
意外にありそうな気がします。
カードサイズですから、持っていて、
ほとんど気になりませんし。
手帳にルーペ、いかがですか?

(オカムラ)