自作ヌメ革カバーや
6ヶ月をかけた刺繍のカバーなど、
さまざまな方の思いの詰まった
自作カバーをお送りいただいている
「今日のカスタマイズ」。
今回はまた違った角度から、
「こんな自作カバーもありなんだ!」
と、気づかせてもらったメールをご紹介します。
風呂敷をお直しして、自作のカバーを作りました。
知り合いが染色家で、彼女の作品を、
近くのお直し屋さんで、
手帳カバーにしてもらいました。
自分の場合は手帳カバーがあると、
カバーの重みや、存在感に負けて、
気後れして、開けられなくなります。
かといってカバーなしも味気ないし‥‥。
なるべく薄く、紙や、木、自然にちかい
触り心地を考えていて、
手帳本体をやさしく包む、
布のカバーを思いつきました。
タオルケットをかけるような、
Tシャツを着るような、そんなカバーです。
汚れないように、カバーオンカバーも試しましたが、
肌触りが、風呂敷のほうが、しっくりきたので、
そのまま使ってます。
汚れたら、洗えますし。
内側には、ポケット、
はしきれで、栞も作ってもらいました。
(今井)
おお、いいですねー。
風呂敷をつかって、本体を包むようなかたちの、
やわらかい生地の自作カバー。
「ほぼ日」で販売している手帳カバーとは
かたちや質感、機能がまったく違うカバーですが、
今井さんの「こんなカバーがほしい」という気持ちが
凝縮されて形になっているところが、
とてもいいなあ、と思いました。
また、個人的な印象ではあるのですが、
『実際につくるのは、お直し屋さんにお願いしてもいい』
というのが、非常に盲点でした。
なんとなく、カスタマイズって、
自分でつくるものなのかと思い込んでいて、
自分とは縁遠いものと思ってましたから。
でも、家にミシンや裁縫道具がなくても、
好きな布地を見つけてきて、
お直し屋さんに相談すれば、
オリジナルの自作カバーができてしまう‥‥かも?!
カスタマイズの世界、
まだまだ、知らないことがたくさんありますねー。
「こんな自作カバー、つくってみました」
「こういうつくりかたもできますよ」
といった投稿、大歓迎です。
ぜひ、みなさんのカスタマイズのこと、
教えてくださいね。
(たなかま) |