2012.06.25
ちくちく、ちくちく。
刺繍カスタマイズで
お気に入りのカバーをもっと自分色に。

本日ご紹介するのは、
ほぼ日手帳を初代(2002版)からずっと使い続けて
くださっているというみかんさんからの
すてきなカバーのカスタマイズのお便りです。

まずは、みかんさんからのメールをどうぞ。

私は、ほぼ日手帳をたぶん発売当初から使っています。
カバーは、毎年仕様がレベルアップしていくのを感心して
眺めながらも、中身だけ購入して、最初のネイビーのカバーを
ずっと使ってきました。
ちょこっとシールを貼ったりしてリフレッシュして楽しんで
きましたが、12月に思い切って新しいカバーを買いました。
 
さんざん迷って、ロフトにも行っていろいろ手にとってみて、
結局えいやっ!と、ミナペルホネンの麻の相良刺繍のカバーに
しました。
 
最初は、長らく使っていたネイビーのカバーのなじんだ
感じがなくてしっくりこなかったのですが、3ヶ月経ち、ようやく
このカバーにもなじんできました。
そんな時に、ほぼ日で手帳を楽しんで使っておられる記事を
また目にして、私もカスタマイズ欲が湧いてきました。
麻のカバーに、ちょこっと自分の名前の刺繍とステッチを
入れてみました。

もちろん相良刺繍ではなく、我流の刺繍です。
刺繍のやり方も忘れてしまっていたのをなんとかかすかに思い出し、
太めの刺繍糸を選んで、下書きもほとんどせずに、のびのびと
形も気にせず、ちくちく刺して楽しめました。
それは、皆川さんのすばらしいセンスのおかげと、麻のほどよい
目の粗さのおかげだと思います。
久しぶりに刺繍が刺せるきっかけになり、「できるやん!」
という気分にもさせてもらって、手帳との距離も縮まり、とても
満足しています。
ありがとうございます。

いやぁ、すてきなカスタマイズですね。
meetsのちょうちょとお花の刺繍ともバッチリ馴染んでいて
シンプルながらとても完成度が高いと思います。
後ろのポケット部分のステッチの感じもいいですねー。
既製品にちょっと自分の手を加えることで、
そのものとの距離がグッと縮まる感じ、
とてもよくわかります。
刺繍のカスタマイズは、手前みそですが、
以前にもこういった例を紹介させていただいています。
ちょっとずつ馴染んできたカバーに
そろそろもうひと工夫加えてみるのもいいかもしれませんね。

そして、みかんさんのメールの中で、
ぼくが見過ごせない!と思ったポイントはもうひとつ。
なんと初代からほぼ日手帳を使ってくださっている
みかんさんは、去年までその初代のカバーを
ずっと使ってきてくださっていたということ。

これが初代ほぼ日手帳カバー。この時はまだバタフライストッパーがついていません。
そのかわりいろんなタグがいっぱいついています。

初代ほぼ日手帳って、2002版だから、もう10年以上も前のこと。
しかも、初代のカバーって、ダークブルーの1色しかなくて、
生産数も今と比べはるかに少なかったので、
いまとなっては、かなりレアなアイテムです。
中身を変えながら、10年近くずっとこれを使ってくださっていただなんて、
われらほぼ日手帳チームとしてはとても感慨深いものがあります。

みかんさん、本当にありがとうございました!
これからもそのmeetsのカバーを末永く愛でてやってください。

(むねひろ)