「今日のつかいかた」では、
「ほぼ日手帳」を育児日記としてのつかいかたを
たくさん紹介してきました。
K.Kさんの「ほぼ日手帳」の内容も、
こどものことでいっぱい!
‥‥なのですが。
育児日記じゃぁないんです。
早速、K.Kさんからいただいたメールをご覧ください!
私は助産師をしているので、
赤ちゃんを取り上げた日は赤ちゃんのシールを貼り、
その時感じたことを書いています。
12月25日のページは、
赤ちゃんシールの前の部分が
出勤途中に地下鉄の中で書いていた部分です。
このあとどんな忙しい勤務が待っているかも知らずに、
のんきに帰ったら寝ようとか書いています。
この日は私が取り上げた3人のほかに2人産まれました。
(わずか6時間ほどの間に!)
2人で病棟を切り盛りしていますが、
お産が2件もあればかなりばたばたするので、
この日は目が回るような忙しさで、
「お産タクロースが来た〜」と言って大騒ぎしました。
2月8日のページは、
念願だった双子の分娩介助をした日の日記です。
助産師10年目でやっと経験できた貴重なお産です。
(うちの病院は双子はほとんど帝王切開なので‥‥)
陣1というのはほかの分娩室にいた産婦さんのことです。
その方はなかなか進まず、
もっとできることがあったのではないかと‥‥日々反省です。
ちなみに2月は結婚したばかりで慣れない家事に追われ、
ばたばたしていたようです。
こういうのを見るのもおもしろくて、
最近は支出を上の段に書いたり、料理をメモしたりもしてます。
仕事に疲れたときなど、読み返してみると
私やっぱりお産が好きなんだなと実感できます。
若いときは理想に燃えていて、
私はキツイ先輩だったんだなぁと思いますが、
最近の日記はだいぶ丸くなっています。
自分の変化を実感できるのもよいところですね。
(K.K)
「お産タクロース」!
ナイスネーミングっ!!
助産師さんでないと思いつかない言葉に、
思わず反応してしまいました。
赤ちゃんを取り上げた日に
赤ちゃんのシールを貼ることで、
どれだけの赤ちゃん誕生の瞬間に立ち会えたのか
目に見えてわかるんですね。
わたしは、お産をリアルタイムで見たことはないのですが、
絶対に感動するだろうな、という確信はあります。
そんな感動する場面が日々積み重なっていくって、
すごく、すごく、すてきだなと思いました。
また、読み返したときに、
助産師が好きだと自分の気持ちを確かめられたり、
穏やかになってきている自分を発見したり‥‥。
なんだか、読んでいるわたしが、とってもうれしくなりました。
K.Kさん、心温まるメールを
どうもありがとうございました!
(おおたか) |