アラスカの自然や野生動物、
人々の暮らしを撮影し続けた写真家、
星野道夫さん（1952-1996年）の作品を
たっぷりと味わえるweeksです。



「グリズリーの親子」は、アラスカの緑豊かな草原に、
後ろ脚で立ち、どこかを見つめている
グリズリー（ハイイログマ）の親子。
その視線の先には、何があるのでしょうか。
口に草をくわえた子熊が
親熊の背中に、両前脚をちょこんとのせている、
なんとも愛らしいシーンです。

一面に草原が広がる北国の短い夏、
山々が赤や黄色に染まる秋、そして雪の降り積もる冬‥‥。
長い期間にわたり、テントで寝泊まりをしながら
グリズリーやカリブーなどを
取材・撮影し続けた星野さん。
過酷な大自然の中で生きる動物たちが
やさしい表情を見せる一瞬は、
星野さんだからこそフィルムにおさめられたものです。



このweeksでは、星野さんの作品がもつ
生き生きとした世界を表現できるよう、
熊の毛並みや草の立体感、
そこに降り注ぐ明るい光などを
何度も調整を重ねながら、印刷しました。
光沢加工をほどこしているので、
写真集を持ち運ぶような気分でお使いいただけます。
写真の持つダイナミックな雰囲気を出すため、
画面を横向きに配置しました。



裏側の色は、深い森をイメージした
フォレストグリーンを合わせました。
星野道夫さんのサインもプリントしています。

また、「ほぼ日手帳 weeks」にはおまけとして、
裏面がシールになっていて好きな場所に貼れる
「クリアポケット」と、
全国主要都市のJR、地下鉄、私鉄の路線図が
1枚にまとまった「ほぼ日の路線図 2018」の
ミニサイズ版がついてきます。

※この手帳カバーの売上の一部は
一般社団法人ランコントレ・ミグノンに寄付され、
動物保護活動に使われます。