スピッツの17枚目のアルバム
『ひみつスタジオ』に収録されている
草野マサムネさんが書いた全13曲の歌詞をもとに、
junaidaさんが物語を描きました。
「異形の存在をイメージして描いてほしい」という
草野さんの提案を受けて描かれた、
不思議な生き物やキャラクターなどが
たくさん登場する物語です。



「絵筆で草野さんの詞を奏でたい」。
その思いから、junaidaさんは最初、
曲を聴かず歌詞から連想したものだけで
ひとつひとつの物語を描きはじめたといいます。
そのことによって生まれた13の物語。
詞と楽曲、絵と物語、それぞれが融合して生まれた、
これまでにない新しいワクワクに出会える１冊です。



この本のなかには、
かたちや線の勢いを初期衝動のまま
より深く感じられる鉛筆画と、
楽曲の世界観を彩り豊かに表現した水彩画の
ふたつのタッチの絵が収められています。



草野さんの歌詞が紡いだ世界と
junaidaさんが生み出した絵物語。
ふたつの世界を行ったり来たりできる
豊かな広がりのある１冊をおたのしみください。

©Kusano Masamune, junaida